おいしさの秘密と私のこだわり

ライトに楽しみたい人に向けた「トリスハイボール缶〈やわらか〉」

サントリー スピリッツ本部 ウイスキー部の堀田和里氏

 サントリーは、4月22日に「トリスハイボール缶〈やわらか〉」を発売した。今回はスピリッツ本部 ウイスキー部の堀田和里氏に開発の背景やこだわりのポイントを伺った。

――商品開発の経緯を教えてください。

堀田氏:今回、お酒に対して多様なニーズがある中のひとつとして、ライトにお酒を楽しみたいというニーズがあることを踏まえ、今までのハイボール缶よりやわらかなウイスキー感がお楽しみいただける本製品を開発しました。

――どんな特徴があるのでしょうか。

堀田氏:爽やかなレモンが香るすっきりとした飲み口で、アルコール4%の低度数でありながらも適度な飲みごたえと、トリスウイスキーの“やわらかな”余韻が楽しめる味わいが特徴です。「自分の好きなことをしながらもっとライトに、気楽にハイボールを楽しみたい」というお客さまにはぴったりの製品です。

トリスハイボール缶〈やわらか〉

――こだわりのポイントは?

堀田氏:定番品としては当社初挑戦となるアルコール4%のハイボール缶で、トリスウイスキーのやわらかな味わいを活かし、レモンスピリッツやその他の原料をバランスよく配合することで、アルコール4%でもウイスキーの余韻が楽しめるハイボールを目指しました。しかしアルコール4%であるが故に、ウイスキーの味わいが薄くなることに苦労しましたが、RTD(Ready To Drink)開発で培った技術や知見を活用し、おいしさを実現しました。

――どんな人に飲んでもらいたいですか?

堀田氏:こちらの商品は、外でハイボールを楽しんでいながら、家ではまだ飲まれていない方で、程よくお酒を楽しみたいニーズのある、ビール類とRTDを併飲されている方などに、食中はもちろん、休日・食前等シーンは問わず、好きなことをしながら気軽に楽しんでいただきたいです。

――ありがとうございました。