おいしさの秘密と私のこだわり

「割るだけクラフトボスカフェ」、ミルクでも水でもおいしく改良

サントリー食品インターナショナル ブランドマーケティング本部の御厨花奈氏

 サントリー食品インターナショナルは、「割るだけクラフトボスカフェ」シリーズをリニューアルした。今回はブランドマーケティング本部の御厨花奈氏に開発の背景やこだわりのポイントを伺った。

――商品開発の経緯を教えてください。

御厨氏:家庭内でのコーヒー飲用量が増えていることに着目し、自宅でもミルクで割るだけで簡単に、お店で飲むような贅沢な味わいのカフェラテを楽しんでほしいという思いで2016年から発売を開始しました。発売後、お客さまが水で割ってブラックでも飲んでいらっしゃることに気付き、ミルクでも水でも割っておいしく飲んでいただけるよう、商品を改良しました。

――どんな特徴があるのでしょうか。

御厨氏:その日、その時の気分に合わせて、濃さも量も自由自在にお好みのコーヒーがつくれるのが特徴です。また、弊社が実施した調査(※)で、大手カフェチェーンのラテと飲み比べていただいた結果、無糖・甘さ控えめ共に半数以上の方に「割るだけクラフトボスカフェ」のほうがおいしいと回答いただきました。

※カフェの月1回以上利用者200名を対象に、製品名を隠し「大手カフェチェーンのラテ(比較製品と甘味度を同等にするためガムシロップ32g/L使用)」と「割るだけクラフトボスカフェ 甘さ控えめ 牛乳割り」と比較

「割るだけクラフトボスカフェ」シリーズ

――こだわりのポイントは?

御厨氏:エスプレッソを使用しているので、ミルクや水で割ってもしっかりとコーヒーのおいしさをお楽しみいただけます。また直近発売した、「深煎りカフェインレス 無糖」は、カフェインレスでも苦みと香りで満足できる“深煎り”タイプとなっており、満足感のあるお味になっています。

――どんな人に飲んでもらいたいですか?

御厨氏:おうち時間を楽しむ人にオススメです。実は、ペットボトルや缶のコーヒー商品に比べて割るだけシリーズは、夏場の売り上げが特に大きいんです。暑い外に出かけなくても、ミルクで割るだけ、冷蔵庫にあるものだけでカフェのようなカフェラテが作れるので、一年の中でも多くのお客様に飲用いただいてると考えています。

――ありがとうございました。