おいしさの秘密と私のこだわり

お酒を飲まない人の新しい選択肢「ウィルキンソン タンサン タグソバー」

アサヒビール スマドリマーケティング部の山添智香子氏

 アサヒビールは、“夜専用炭酸水”をうたうノンアルコールカクテルテイスト飲料「ウィルキンソン タンサン タグソバー」を9月17日に発売した。今回はスマドリマーケティング部の山添智香子氏に開発の背景やこだわりのポイントを伺った。

――商品開発の経緯を教えてください。

山添氏:お酒を飲まない人は、“清涼飲料水は子供の飲み物というイメージが強い”“炭酸水は日中の飲み物”“お酒の代替品のイメージが強いノンアルは自分向けではない”というイメージを持っており、大人向けの飲み物で、日中飲むものとは違う特別感が欲しい、というお悩みを持っていることがわかりました。「大人の夜の特別な炭酸水」はニーズがある、ということがわかったため、大人だけが楽しめる「夜専用炭酸水」というコンセプトで開発を行ないました。

 これまでのお酒の代替品としてのノンアルコールカテゴリーとは一線を画し、お酒を飲まない大人のための新しい選択肢として、大人の夜の飲み物カテゴリーを創造することを目指しています。

――どんな特徴があるのでしょうか。

山添氏:炭酸水売上No.1ブランド「ウィルキンソン」の特徴である強炭酸で、のどを刺激する飲みごたえと爽快感とともに、アルコール分0.00%でありながら複雑な味わいが楽しめるノンアルコールカクテルテイスト飲料です。爽やかなレモンの風味とジンジャーの辛みのバランスがとれた刺激的な味わいが楽しめる「レモンジンジャ」と、すっきりとした甘みとトニックの苦みのバランスが良い「ライチトニック」の2フレーバーを展開します。

ウィルキンソン タンサン タグソバー

――こだわりのポイントは?

山添氏:アサヒビール社の持つRTDやノンアルコール飲料開発で培った知見を活用することで、スパイスや香料、適度な苦みや渋みの付与により大人の夜にぴったりな味わいを実現しました。お酒を飲まない若い方たち向けに、あえて“ノンアルコール”の文言を抑えて、“夜専用炭酸水”を前面に出しながら、大人の夜の飲み物として訴求しています。

――どんな人に飲んでもらいたいですか?

山添氏:お酒を飲まない方や、体質的にお酒が弱い方に、新しい大人のための選択肢として、缶をプシュッと開けたときの香りと喉を刺激する飲みごたえを楽しんでいただきながら、趣味の時間やご友人との集まりのお供にしてもらいたいなと思っています。今までノンアルコール飲料をあまり飲んだことがなかった方にもぜひ、夜専用炭酸水を試していただきたいです。

――ありがとうございました。