おいしさの秘密と私のこだわり

「SPRING VALLEY BREWERY #0」~目指すはスパークリングワインのようなビール

キリンビール マーケティング部 商品開発研究所の亀岡峻作氏

 キリンビールは、「SPRING VALLEY BREWERY #0」を一部のECサイトと横浜エリアの一部の量販店で販売している。今回はマーケティング部 商品開発研究所の亀岡峻作氏に開発の背景やこだわりのポイントを伺った。

――商品開発の経緯を教えてください。

亀岡氏:「SPRING VALLEY BREWERY」から新たに発売する、ブリュワーの情熱とクラフトマンシップを凝縮した新シリーズ「BREWERS LINE」。このシリーズの幕開けを祝うスパークリングワインのようなビールを開発したいというのが始まりでした。これが、ブリュワーである私が今つくりたいクラフトビールです。

――どんな特徴があるのでしょうか。

亀岡氏:ワイン酵母を使用しており、非常にフルーティな味わいが特徴です。フルーティな香りを十分に感じられるよう、麦芽やホップの使い方にもこだわっています。スパークリングワインのような爽やかな香りと発泡感広がる味わいをお楽しみください。

SPRING VALLEY BREWERY #0

――こだわりのポイントは?

亀岡氏:こだわりのポイントは、スパークリングワインらしさも大切にしつつ、後味にビールらしい飲みごたえも感じられるところです。具体的にはホップの使用する量を調整し、苦すぎず、でもビールらしい味わいになるようにしています。

――どんな人に飲んでもらいたいですか?

亀岡氏:ちょっとした贅沢を感じて、生活を充実させたい方に飲んでいただきたいです。仕事を頑張った自分へのご褒美、あるいは友達や両親へのプレゼントなど、普段からビールを飲む人にも飲まない人にも、クラフトビールがお客さまの日常を少しでも豊かにすることに繋がれば、ブリュワーとしてこれ以上嬉しいことはありません。

――ありがとうございました。