ワインのプロがこっそり教えるベストバイ

ドメーヌ・ローラン・ラヴァンテュルー・シャブリ(白)

価格:5610円(2025年11月21日現在)
ドメーヌ・ローラン・ラヴァンテュルー・シャブリ

 ワインを購入しようと売り場を訪れたものの、種類が多すぎてどうやって選んだらいいのか分からない。でも、値段を考えると失敗もしたくない。そんなときに参考にしたいのがプロのアドバイスだ。

 今回は、ワイン専門のECサイト「京橋ワイン」を運営するほか、飲食店や酒販店向けの卸売なども手掛けるワインキュレーション 商品開発部の岡田さんにオススメの1本を伺った。

ワインキュレーション 商品開発部の岡田さん

――このワインを選んだ理由を教えてください。

岡田氏:“シャブリ”は、私がワインの世界に足を踏み入れるきっかけとなったワインなので特別な存在です。弊社のシャブリといえばこのローラン・ラヴァンテュルーです。毎年安定した品質で、酸・果実味・ミネラルのバランスがとにかく素晴らしい。できる限り自然な造りを重視しているため、その年の天候によってスタイルが変化するのも魅力のひとつです。今回ご紹介する2021年は涼しい年でしたのでシャブリらしい柑橘系の爽やかな風味を味わうことができるかと思います。最初の一杯としてぜひ試していただきたいと思い選ばせてもらいました。

――生産者や産地には、どんなストーリーや背景がありますか?

岡田氏:ローラン・ラヴァンテュルーは17世紀から続く家族経営のドメーヌで、代々土地と情熱を受け継ぎながら、シャブリのテロワールを大切にしたワイン造りを続けています。自然な栽培と最小限の介入で、その年ごとの個性を表現するスタイルが魅力です。実はこのドメーヌは弊社の創業当初からの取引先で、かれこれ10年以上継続して輸入している大切な生産者の1つなんです。

――このワインにあう最高のペアリングを挙げるとすれば何ですか?

岡田氏:一番合うと思うのは牡蠣グラタンです。クリーミーなホワイトソースと牡蠣の旨みがシャブリの酸とミネラルと合わさると最高のマリアージュとなります。あと、シャブリの持つシャープな酸味には白身魚や帆立のカルパッチョとも良くマッチします。どんどんグラスが進んでしまいます。

――どんな場面で飲んでもらいたいですか?

岡田氏:もちろん夕食時でもいいのですが、家族や友人と休日の昼下がりにカマンベールやヤングコンテをつまみながらゆっくり飲み始めて、そのままお食事と合わせて頂くのもいいと思います。時間の経過によるワインの変化も楽しめます。ひとくち飲めば心がほどけてホッとする、そんなワインです。

テイスティングメモ

甘み:ドライ ●──── スイート
酸味:穏やか ───●─ キリッと
重さ:ライト ─●─── フルボディ