ワインのプロがこっそり教えるベストバイ

シャルトロン・エ・トレビュシェ・モンタニィ・プルミエ・クリュ“レ・ブーショ”2020(白)

価格:7260円(2026年5月22日現在)
シャルトロン・エ・トレビュシェ・モンタニィ・プルミエ・クリュ“レ・ブーショ”2020

 ワインを購入しようと売り場を訪れたものの、種類が多すぎてどうやって選んだらよいのか分からない。でも、値段を考えると失敗もしたくない。そんなときに参考にしたいのがプロのアドバイスだ。

 今回は、ワイン専門のECサイト「京橋ワイン」を運営するほか、飲食店や酒販店向けの卸売なども手掛けるワインキュレーション 商品開発部の岡田さんにオススメの1本を伺った。

ワインキュレーション 商品開発部の岡田さん

――このワインを選んだ理由を教えてください。

岡田氏:モンタニィはあまり知られていないアペラシオン(原産地)ですが、シャブリとムルソーの中間的なスタイルと言われる白ワインが造られています。若いうちはさわやかで、数年熟成するとナッツや蜂蜜のニュアンスが出てきます。2020年はちょうど飲み頃ですので、ぜひご紹介したいと思い今回選ばせてもらいました。

――生産者や産地には、どんなストーリーや背景がありますか?

岡田氏:シャルトロン・エ・トレビュシェは、1984年にコート・ド・ボーヌ地区のピュリニー・モンラッシェで創業したワイン商兼醸造家で、白ワインを得意としています。派手な樽香や濃厚さを追求するタイプではなく「ブルゴーニュらしい上品なシャルドネ」を比較的手頃な価格で楽しめる生産者として評価されています。

――このワインにあう最高のペアリングを挙げるとすれば何ですか?

岡田氏:帆立のポワレ焦がしバターソースです。これにレモンを絞れば、完璧にこのワインに合います。帆立の甘みと焦がしバターの風味がワインの熟した果実味とマッチします。ほかには、鶏もも肉のクリーム煮やコンテチーズ(12~24か月熟成)とも相性がよいです。

――どんな場面で飲んでもらいたいですか?

岡田氏:ゆっくりとした週末の夕食に会話を楽しみながら飲んでもらいたいですね。親しい人と気取らずに「今日はちょっとよいワインを開けようか」という雰囲気に合います。今の時期の夕方のまだ明るい時間から、チーズや魚介に合わせて飲むのも最高ですね。

テイスティングメモ

甘み: ドライ ●―─―― スイート
渋み: 控えめ ●―─―― しっかり
酸味: 穏やか ─―●―― キリッと
重さ: ライト ─―●―― フルボディ