ワインのプロがこっそり教えるベストバイ

モワヤール=グリヴォ・コート・ド・ニュイ・ヴィラージュ 2020(赤)

価格:6600円(2026年4月27日現在)
モワヤール=グリヴォ・コート・ド・ニュイ・ヴィラージュ 2020

 ワインを購入しようと売り場を訪れたものの、種類が多すぎてどうやって選んだらよいのか分からない。でも、値段を考えると失敗もしたくない。そんなときに参考にしたいのがプロのアドバイスだ。

 今回は、ワイン専門のECサイト「京橋ワイン」を運営するほか、飲食店や酒販店向けの卸売なども手掛けるワインキュレーション 商品開発部の岡田さんにオススメの1本を伺った。

ワインキュレーション 商品開発部の岡田さん

――このワインを選んだ理由を教えてください。

岡田氏:コート・ド・ニュイ・ヴィラージュは、「ヴィラージュ」とあるとおり村名クラスの品質のワインではありますが、村名を名乗ることが認められていない村で造られています。そのため、比較的お手頃な価格で楽しむことができます。また2020年は出来のよい年で、ちょうど今が飲み頃ですので、ぜひこの機会に知っていただきたいと思い、選ばせてもらいました。

――生産者や産地には、どんなストーリーや背景がありますか?

岡田氏:ブルゴーニュ地方の中でもコート・ド・ニュイは「赤ワインの聖地」「世界最高峰のピノ・ノワールの産地」と言われています。あの有名なロマネ・コンティもこのエリアで造られていることからもお分かりいただけるかと思います。そんな素晴らしいピノ・ノワールの産地でこのワインは造られているのです。また、生産者のモワヤール=グリヴォはとくに熟成にこだわりを持っており、年に2回ほど地元ブルゴーニュの樽工房を訪ね、区画やテロワール、ワインの個性に応じて最適な樽を選定しています。使用する樽はすべて、ブラインド・テイスティングや加熱テストなども実施しているそうです。

――このワインにあう最高のペアリングを挙げるとすれば何ですか?

岡田氏:照り焼きチキンや豚肉の生姜焼きの甘辛い味付けがピノ・ノワールの酸味や果実味とよく合います。醤油+出汁の旨味とピノ・ノワールの酸味のペアリングは最強です。

――どんな場面で飲んでもらいたいですか?

岡田氏:いつもの食卓をワンランク上げたいときや、ちゃんと食事と合わせて美味しいワインを飲みたいときにピッタリです。どちらかが主役というわけではなく、合わせていただいて“美味しい”と感じていただけたらなと思います。

テイスティングメモ

甘み: ドライ ―●―─ スイート
渋み: 控えめ ─●―─ しっかり
酸味: 穏やか ─―●― キリッと
重さ: ライト ─●─― フルボディ