ローソン、単独運営の書店併設型店舗を埼玉県狭山市にオープン

「LAWSONマチの本屋さん」の外観イメージ

　ローソンは6月3日、日本出版販売と連携し、書店併設型店舗「LAWSONマチの本屋さん」の1号店を埼玉県狭山市にオープンした。

　これまで同社では、地域の書店とコラボレーションした書店併設型店舗を埼玉県、神奈川県、広島県で21店舗展開してきたが、今回オープンしたのはローソン単独で運営する店舗となる。通常のコンビニエンスストア同様に弁当・おにぎり・デザート・ベーカリー・飲料など約3500品目を販売するほか、約9000タイトルの本・雑誌を取り扱う。

　同社によれば、コロナ禍において地域の書店の減少や大型店の休業といった状況を受けて、身近な場所で本を購入したいというニーズが高まっており、2020年度の同社の書籍・文庫本などの売上高は対前年で約2割増となったという。こうした背景から、今後も書店併設型店舗の拡大を目指すとしている。

　1号店の「ローソン狭山南入曽店」（埼玉県狭山市南入曽1018-2）をリニューアルする形でオープン。店舗面積は281m ² で、うち70m ² が書店部分となる。32台分の駐車場も備える。

1号店の「ローソン狭山南入曽店」