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都内のナチュラルローソン13店舗でWoltによるデリバリーサービス開始

5月中旬には首都圏のローソン20店舗でUber Eatsによるテイクアウトも

2021年4月28日 スタート

都内のナチュラルローソン13店舗がWoltによるデリバリーサービス導入

 ローソンは、東京都内のナチュラルローソン13店舗で「Wolt(ウォルト)」によるデリバリーサービスを4月28日に開始する。

 これまで同社では、Uber Eatsとfoodpandaによるデリバリーサービスを提供してきたが、新たにフィンランド発のWoltにも対応する。Woltによるホスピタリティの高いデリバリーサービスが、こだわりの商品を販売するナチュラルローソンと親和性が高いとして、今回の導入に至った。これにより28都道府県1569店舗にデリバリーサービスが導入されることになる。

 サービスが利用できる時間帯は9時~24時。取扱商品は、弁当、おにぎり、麺類、フライドフーズ、デザート、ベーカリー、冷凍食品、おつまみ、飲料、酒類、カップ麺、日用品、雑誌など、約400品目になる。

 なお、一部の店舗では、すでにUber Eatsによるサービスを導入済みだが、Woltではオーガニックボディソープなど、ナチュラルローソンらしい日用品を提供するなど、プラットフォームごとに品揃えが少しだけ変更されている。

ローソン 新規事業本部 本部長補佐 兼 新規サービス推進部長の吉田泰治氏

 同社 新規事業本部 本部長補佐 兼 新規サービス推進部長の吉田泰治氏によれば、同社としては2019年からデリバリーサービスに取り組んできており、新型コロナウイルスの有無に関わらず事業を拡大していく方針だったが、昨年4月の緊急事態宣言以降のニーズの高まりから、計画を前倒しして対応してきたという。

 同氏は、コロナ禍で成長する国内のデリバリーサービス市場について、「海外と比較すると、まだまだ成長の余地がある。3倍程度伸びる可能性がある市場」だとした上で、今後も事業を拡大していくとしている。

 まず、5月中旬には、東京都、埼玉県、千葉県の20店舗で、Uber Eatsのプラットフォームを使ったお持ち帰り(テイクアウト)サービスを開始する予定。からあげクンや鶏からなどの揚げ物など、できたての商品(約50品)をレジ待ちなしで受け取れるようにする。

 また、デリバリーサービスそのものも、対応店舗を7月末までに2000店舗に拡大。6月にはデリバリー専用の揚げ物商品の販売も計画している。

Woltを導入する店舗

・ナチュラルローソン 芝浦海岸通店(東京都港区芝浦4-13-23
・ナチュラルローソン 東麻布三丁目店(東京都港区東麻布3-7-13
・ナチュラルローソン 城山トラストタワー店(東京都港区虎ノ門4-3-1 城山トラストタワー1F)
・ナチュラルローソン 乃木坂店(東京都港区赤坂9-6-29
・ナチュラルローソン コモディオ汐留店(東京都港区東新橋2-14-1
・ナチュラルローソン アークヒルズフロントタワー店(東京都港区赤坂2-23-1
・ナチュラルローソン 赤坂見附店(東京都港区赤坂3-8-15
・ナチュラルローソン 白金一丁目店(東京都港区白金1-12-14
・ナチュラルローソン 広尾五丁目店(東京都渋谷区広尾5-1-25
・ナチュラルローソン 渋谷神泉町店(東京都渋谷区神泉町10-9
・ナチュラルローソン 銀座二丁目店(東京都中央区銀座2-16-12
・ナチュラルローソン 新宿駅西店(東京都新宿区西新宿1-13-12
・ナチュラルローソン 八雲三丁目店(東京都目黒区八雲3-11-4