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ガソリンスタンド内に無人コンビニ設置で3社が業務提携

トラックドライバーの食事場所に

2021年7月19日 発表

 TOUCH TO GO、三菱商事エネルギー、タツノの3社は、全国のサービスステーション(ガソリンスタンド)内に無人決済店舗を設置することで業務提携すると発表した。

 3社では、ガソリンスタンドのセールスルーム内に小型の無人決済店舗を設置し、食品や飲料、生活用品を販売を行なう。

 ガソリンスタンド業界は、働き手不足もあり、スタッフに負担がかからない形で新たな付加サービスの提供を目指す一方、大型トラックのドライバーは、駐車できるコンビニエンスストアや飲食店が限定されるため、食事場所を探すことに苦慮している。

 コロナ禍においては、飲食店の時短営業の影響もあり、夜間にはさらに食事場所の確保に困るという状況もあり、3社ではこうした課題の解決を目指し、ガソリンスタンド内での無人コンビニ事業の全国展開に取り組むことにしたという。

 実証実験店舗の1号店は、9月に千葉県千葉市の大型トラック向け大規模サービスステーションにオープンする予定。