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DoorDash、仙台でローソンと組んで2店舗まとめて配達する「DoubleDash」開始

アルコール飲料の取り扱いもスタート

2021年11月24日 発表

DoorDashがローソンと組んで2店舗まとめて配達する「DoubleDash」スタート

 DoorDash Technologies Japanは11月24日、近隣の2店舗からのデリバリーを1回分の配送料で利用できる「DoubleDash」(ダブルダッシュ)を発表した。サービスは12月2日に宮城県内(仙台市と名取市の一部)のローソン15店舗と、近隣のDoorDash加盟店で利用できるようになる。

 同社がコンビニエンスストアと提携するのは今回が初となり、仙台エリアではあわせてアルコール飲料の取り扱いも12月上旬に開始される。最初の2回まで、1回あたりの注文総額から最大で1000円オフになるプロモーションコード「LAWSON1000」も用意される。

 このほか、仙台市内の対象レストランでは、11月26日~12月9日に「DoorDash x Coca-Cola ドリンクコンボメニュー」を展開。コカ・コーラの商品とセットで注文すると500円オフになる。

DoubleDash
アルコール飲料の取り扱いもスタート
コカ・コーラとのキャンペーン

 同社 代表兼カントリーマネージャーの山本竜馬氏は、新サービスのDoubleDashについて、「食べたい飲食店の商品に加えて、ついでに飲み物やお菓子を頼みたいというニーズが高い。もう一点追加で頼めるのであればコンビニは魅力的」だとした上で、当初ローソンだけがパートナーになるのは、「距離の問題もあり、最初にピックアップした料理が冷めてしまう可能性もある。クオリティを担保できる範囲内で展開したい」と説明。

 コンビニ以外の小売店については、「まとめて配達してほしいというニーズはある。ホームセンターのようなところも対象になるかもしれない。コンビニ、スーパー、花屋、ケーキ屋も含め、加盟店網を拡大していきたい」としている。

DoorDash Technologies Japan 代表兼カントリーマネージャーの山本竜馬氏

 同社は11月24日から北海道札幌市をエリアに追加しているが、札幌進出の理由について、「まずは人口の多さで、大きなマーケットになり得る」とする。また、国内において積雪地域での事業展開が初めてとなることから、「積雪時には配達のニーズも高いが、オペレーションが回るように学んでいかないといけない」と語った。

 同氏は、競合他社との差別化のポイントについて「地域の経済に貢献していきたいという思いがあり、地方の中心都市以外もカバーしているのが弊社の特徴」だとしている。

札幌進出の理由