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カニと温泉を北陸新幹線で満喫~北陸3県とJR西日本が冬の北陸の魅力をアピール
2021年11月26日 12:00
- 2021年11月25日 開催
富山県、石川県、福井県とJR西日本は、首都圏の旅行会社向けにこれからの季節の北陸地方の魅力をアピールしようと、11月25日に都内で「冬の北陸美食フェア」を開催した。
主催者を代表して冒頭に挨拶したJR西日本 営業本部 東京営業部長の松井徹夫氏は「観光業界はまだまだ大変な状況が続いているが、最近、新規感染者数も少し落ち着き、ようやく動き出せるようになった。北陸新幹線をはじめとする鉄道については、換気装置や空調装置、定期的な消毒、抗菌処理といった感染症対策を引き続き実施しており、ぜひ安心してご利用いただきたい」とした上で、12月1日からJR東日本・JR東海とともに展開する「Japanese Beauty Hokurikuキャンペーン」を紹介。
同キャンペーンは、「美食」「美湯」「美観」「美心」「美技」の5つの美をキーワードに北陸の魅力を伝えようというものだが、今回はその中の「美食」を中心に、石川県、福井県、富山県の順に3県の担当者がそれぞれの地域の見どころをアピールした。
石川県
石川県 観光戦略推進部 誘客戦略課 専門員の佐々木英雄氏は、カニのマスクを被って登場。Netflixで公開され、世界的に話題になっているドラマ「イカゲーム」に絡めて「カニゲーム」と称し、カニにまつわるクイズを展開。「加能ガニ」と呼ばれるオスのズワイガニの最高峰「輝」や、メスのズワイガニ「香箱ガニ」を、最新の観光スポットや温泉地とあわせてアピールしていた。
福井県
福井県 交流文化部 新幹線開業課 主事の赤木雄氏は、「越前がに」の最高級ブランド「極」をアピール。同県では、カニ以外にも「越前がれい」や「若狭ぐじ」でも「極」シリーズを展開しており、そうした食の魅力のほか、北陸新幹線の延伸に備えて着々と観光資源の整備を進めていることが紹介された。