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ロッテ調査の全国「噛む力」ランキング、トップは秋田県

2021年12月2日 発表

全国「噛む力」ランキング

 ロッテは12月2日、「噛む力」についての全国調査を実施し、各都道府県の噛む力ランキングを発表。1位は秋田県だった。

 同調査は、各都道府県の20~60代男女100名ずつ、計4700名を対象に10月23日~27日にWebアンケートの形で実施されたもの。よく噛むことへの意識や夕食時の一口あたりの咀嚼回数、ガムを噛む頻度、噛むことの健康効果や食べ物ごとの必要咀嚼回数の理解度などから各都道府県の「噛む力」をスコア化した。

 上位は秋田県(偏差値71)、福島県(同68)、福岡県・大分県(同65)で、秋田県と福島県は全体的に高い得点傾向が見られ、上位4県はガムをよく噛んでいる県という項目でも上位に入っていたという。一方、最下位は富山県(同22)で、やわらかい食べ物を多く食べている割合が最も高かった(74%)。性年代別では、60代女性の噛む力が最も高く、40代男性が最も低いという結果になった。

 同社では、和洋女子大学大学院 総合生活研究科 研究科長 教授の柳沢幸江氏の監修の下、各都道府県の名産品や名物料理から選抜した食品の一口(10g)あたりの咀嚼回数も測定。今回選抜された食品の中では、熊本県の「馬刺しステーキ」(115回)、富山県の「しろえび(から揚げ)」(105回)、岐阜県の「鶏ちゃん」(95回)の順に咀嚼回数が多かった。