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アサヒビール、アサヒゼロで「ワークビールバランス」を提唱
2025年4月3日 20:16
- 2025年4月3日 発表
アサヒビールは4月3日、「働くあなたにアサヒゼロ プロジェクト」の立ち上げを発表した。3日に開催された発表会では、マーケティング本部長の古澤毅氏がプロジェクト発足の背景と狙いを説明した。
同社では、2020年12月から「スマートドリンキング(スマドリ)」と称し、お酒を飲む人・飲まない人、飲める人・飲めない人、飲みたい時・あえて飲まない時など、多様性のあるお酒との付き合い方を提唱し、ノンアルコールや微アルコールの商品を展開してきた。
そんな中、2023年10月に近畿エリアでビールテイストのノンアル「アサヒゼロ」を先行販売。濃厚なビールを醸造してからアルコール分を除去することで、通常商品の倍以上のうまみ成分を残す「ブリューゼロ製法」により表現された本格的な味わいが評価され、2024年には全国販売に切り替えられ、現在に至っている。
古澤氏によれば、当初60万箱と見込んでいた販売数は172万箱と約3倍に到達。同社のノンアルコールビールテイスト飲料を牽引し、ドライゼロとあわせて前年比129%を達成した。
同社で“働くビール好き”の声に耳を傾けようと調査を実施したところ、仕事終わりのビールをとくにおいしく感じるとする人が多い一方で、2人に1人が翌日の仕事のことを考えてビールを控えると回答。「アルコール0.00%でありながら、本格的な味わいのアサヒゼロだからこそできることがある」と考え、今回のプロジェクトを立ち上げることにしたという。
そこで捻り出されたのが「ワークビールバランス」というキーワード。アサヒゼロを選ぶことで、仕事とビールを楽しむ時間を両立させようという発想だ。本格的な味わいのアサヒゼロで、仕事のストレスをためないようにしながら、無理なくポジティブにワークビールバランスの向上が可能だとしている。
こうした考えに賛同する企業が現時点で32社集まっており、一部企業にはアルコール摂取量をコントロールすることで仕事のパフォーマンス向上を図るセミナーとサンプリングを組み合わせた出張イベントを実施。2026年末までに100社で出張イベントを実施し、2030年には賛同企業を500社まで拡大したいとする。
古澤氏は、こうした施策を展開しながら、前年比116%の200万箱(大瓶633ml×20本換算)という2025年のアサヒゼロの販売目標の達成を目指すと意気込む。
発表会の後半には同プロジェクトのアンバサダーに起用されたフットボールアワーの後藤輝基が登場。近畿エリア限定で販売されていたときからアサヒゼロを飲んでいたという後藤は、その飲みごたえについて「ノンアルですかと本当に言いたくなる味。味がしっかりしているので、夜飲んで次の日も頑張れる」と表現していた。