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ファミマ、フォークでも穴開きデザイン採用~プラスチック使用量削減

2022年1月11日 発表

穴開きデザインのフォークとスプーン

 ファミリーマートは、パスタなどの弁当商品に付けて提供しているプラスチック製のフォークを穴開きデザインに変更すると発表した。

 同社では、持ち手部分に穴を開けることでプラスチックの使用量を削減したスプーンを導入しているが、フォークについても順次、同様の形状に切り替えていく。まずは1月25日から関東地方(東京都、茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県、神奈川県)と東海地方(愛知県、岐阜県、三重県、静岡県)、甲信地方(山梨県、長野県)の約8700店で取り扱いをスタートし、今夏には全店舗に拡大する予定。

 同社によれば、穴開きデザインにすることで、プラスチックの使用量を約8%削減でき、導入済みのスプーンとあわせ、年間で約87トンの削減につながるとしている。

従来のフォークとスプーン

 今回の取り組みにあわせ、環境をイメージした薄いグリーンのレジ袋を数量限定で用意。「プラスチック削減のために、レジ袋は大切に使ってね」というメッセージとともに、同社の環境に関する取り組みを紹介するWebサイトにつながるQRコードを記載することで、環境保全への協力を呼びかける。

数量限定のレジ袋