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キリン、スミノフブランドのハードセルツァーを3月22日発売

2022年3月22日 発売

「スミノフ セルツァー オレンジ&グレープフルーツ」と「スミノフ セルツァー ホワイトピーチ」

 キリンビールは、アルコール度数4%のスパークリングウォーター「スミノフ セルツァー オレンジ&グレープフルーツ」「スミノフ セルツァー ホワイトピーチ」を3月22日に発売する。

 スミノフ(SMIRNOFF)は、英国のディアジオ社のプレミアムウオッカブランド。ディアジオでは、2016年からハードセルツァー(アルコール入りのスパークリングウォーター)をグローバル展開していたが、キリンと組んで日本でも販売が開始されることになった。

 日本向けにはオレンジ&グレープフルーツとホワイトピーチの2つのフレーバーをラインアップ。オレンジ&グレープフルーツは日本向けにアレンジしたもの、ホワイトピーチは日本向けに新開発したフレーバーとなる。

スミノフ セルツァー オレンジ&グレープフルーツ
スミノフ セルツァー ホワイトピーチ

 ディアジオジャパン マーケティング部の須賀千晃氏によれば、「(海外版は)フレーバーが強い印象だったため、日本の若者の好みにあわせて炭酸水とフレーバーのバランスを調整した」という。

 容量は250mlで、店頭価格は210円前後になる見込み。

 須賀氏は、3月3日に開催された発表会において、ハードセルツァーと缶チューハイの違いを説明した上で、日本でもハードセルツァーの市場が拡大する見込みがあるとして、日本での発売を決めるに至ったと語る。

ディアジオジャパン マーケティング部の須賀千晃氏

 海外同様、ターゲットとなるのは、Z世代、ミレニアル世代と呼ばれる20~30代の若者。日本で人気の缶チューハイは食事に合わせることを前提に開発されているが、この世代が必ずしも食事と合わせて飲酒しているわけではないため、さまざまな飲用シーンに対応するスッキリとした飲み口が同商品の特徴だとされている。

 海外ではラズベリーやストロベリーといったフレーバーも人気だが、国内でのフレーバー展開については、須賀氏は「今回の販売動向を見ながら前向きに検討していきたい」としている。