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「セブンカフェ アーモンドミルクラテ」都内230店舗で先行発売

2022年4月5日 都内先行発売

セブンカフェ アーモンドミルクラテ

 セブン-イレブン・ジャパンは、「セブンカフェ アーモンドミルクラテ」を4月5日に都内の230店舗で先行発売する。6月から順次全国展開する。レギュラーサイズのアイスのみの展開で、価格は204円(税別)。

 商品名の通り、同商品では植物性ミルクのアーモンドミルクを使用。アーモンド飲料についてのノウハウを持つ江崎グリコのアーモンドミルクを使用し、皮ごと凍結粉砕したアーモンドを使うことで、素材本来の味わいを引き出しており、ドリップコーヒーの香りとアーモンドミルクの香ばしさが楽しめる。

 同社では、健康志向の高まりからカロリーや糖質、コレステロールを控えたいと考える人や、ビタミンEや食物繊維を積極的に摂取したいと考える人に向け、同商品をアピールしていく。また、原材料生産過程で排出される温室効果ガスの量が比較的少ないというアーモンドミルクの環境への優しさも伝えていく。

「セブンカフェ アーモンドミルクラテ」のカップ
中には氷とビーズタイプのアーモンドミルク
対応店舗のコーヒーマシンには専用のボタンが用意される

 商品本部 デイリー部 FF・冷凍食品 マーチャンダイザーの櫻井宏子氏によれば、コロナ禍において人流が抑えられた影響を最も受けたのがセブンカフェで、複数の店舗で購入する利用者が減り、1店舗のみの利用者が増えた。コーヒーを飲む場所が外出先から家ナカにシフトした一方で、飲む回数は増えているという調査結果もあり、こうした変化に対応していくことでリカバリーできると考えたという。

 そこで2021年にはキリマンジャロブレンドのプレミアムコーヒーを強化したり、年末にカフェラテのミルクを改良したりすることで、下期には前年を超える販売実績を達成。今回のアーモンドミルクラテも、こうしたプレミアム路線のラインアップを強化するメニューとなる。

セブン-イレブン・ジャパン 商品本部 デイリー部 FF・冷凍食品 マーチャンダイザーの櫻井宏子氏

 櫻井氏は、健康意識の高まりから植物性ミルクに対する関心も高まっており、アーモンドミルクが豆乳を上回るペースで伸長していると指摘。さらに米国市場では植物性ミルクでアーモンドミルクが圧倒的なシェアを占めていることから、日本でも伸びしろが大きいと判断したという。

 同商品で使用するコーヒー豆自体はアイスコーヒー用のものと同じだが、コーヒーマシンの中での淹れ方をアーモンドミルクに合わせる形に最適化することで、アーモンドの香ばしさを引き立てている。

 このほか、同社では4月15日に「セブンカフェ用 日本橋榮太樓の黒みつ」を全国で発売する予定。セブンカフェのアイスカフェラテやホットカフェラテに合うように老舗和菓子店の日本橋榮太樓が開発した黒みつだが、アイスクリームにかけるなど、さまざまなアレンジにも活用できる。価格は28円(税別)。

セブンカフェ用 日本橋榮太樓の黒みつ