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カフェ・ベローチェ「焼きたてドッグ 悶絶の激辛ブートジョロキア ~デスソースの刑~」の辛さにハナコ・岡部も目をむく

「本気のスパイシーフェア」発表会

2022年5月23日 発表

2022年6月1日 発売

「焼きたてドッグ 悶絶の激辛ブートジョロキア ~デスソースの刑~」を試食してリアクションするハナコの岡部氏

「カフェ・ベローチェ」(C-United)は、「本気のスパイシーフェア」を6月1日から展開し、旨辛と激辛の2商品を期間限定で販売する。期間は8月31日まで。発表会にはお笑い芸人トリオのハナコが出席し、商品の食レポも行なった。

 販売される商品は、「焼きたてサンド やみつき旨辛タンドリーチキン」(450円)と「焼きたてドッグ 悶絶の激辛ブートジョロキア ~デスソースの刑~」(490円)で、カフェ・ベローチェの看板商品の一つでもある焼きたてサンドと焼きたてドッグの期間限定商品となる。

焼きたてサンド やみつき旨辛タンドリーチキン

「焼きたてサンド やみつき旨辛タンドリーチキン」は、タンドリーチキンを使ったサンド。タンドリーチキンはジューシーなもも肉を使っていて、かなりボリューミーになっている。こちらは激辛ではないものの、辛みと酸味のあるサルサソースをメインに、ハラペーニョでも味付けされ、そこそこの辛さがある。

焼きたてドッグ 悶絶の激辛ブートジョロキア ~デスソースの刑~

 特徴的なのは「焼きたてドッグ 悶絶の激辛ブートジョロキア ~デスソースの刑~」で、トウガラシの一種、ブートジョロキアを使った「デスソース」を乗せたホットドッグ。ブートジョロキアは辛さの指標であるスコヴィル値で約100万とも言われ、ハバネロの2倍以上、一時期はもっとも辛いトウガラシとして認定されていた(現在は別の品種が上位にある。人類の辛さの追求は終わらない)。

 スコヴィル値上位の食品は、ドラゴンボールの戦闘力のような数字インフレ状態にあるが、数十万クラスの食品は人間が普通に食べられるものではなく、実際にはある程度、薄めた状態で食べるものになる。

「デスソース」は米ガードナー・リソーシーズがブレアーズブランドで販売している激辛ソース商品シリーズ。さまざまな商品があるが、ジョロキア入りのものとしては、「アフターデスソース」はスコヴィル値5万、「サドンデスソース」はスコヴィル値10万といわれていて、トウガラシをそのまま食べるくらいの辛さになっている。

発表会に出席したハナコの3人
岡部氏はグルメドラマ「しろめし修道僧」で主演を務め、絵になる食べっぷりをかなり勉強している模様

 発表会ではお笑い芸人のハナコの3人(菊田氏、秋山氏、岡部氏)が2つの新商品を試食して食レポし、それをC-United広報担当の高谷氏が判定し、優秀者は「本気のスパイシーフェア」と同時に販売されるゼリー商品から1つを食べることができる、という趣向。

 まず「焼きたてサンド やみつき旨辛タンドリーチキン」は、3人ともに「美味しい」との普通のリアクションだった。3人ともにボリュームのあるジューシーなチキンとほどよい辛さを褒める。

 一方の「焼きたてドッグ 悶絶の激辛ブートジョロキア ~デスソースの刑~」はというと、こちらは3人ともに一口しか食さないものの、大きく反応する。

辛さが回ってきた菊田氏。このあとずっとコップを口にくわえて唇を冷やし続ける

 辛いものがあまり得意でない菊田氏は、一口食べてからしばらく咀嚼したのち、「からい!」と反応。「辛さがあとから来る。唇が痛い。辛いとしか言えない」と感想を述べ、ほかの2人が食レポしてるときもひたすらテーブル上の水で唇を冷やす。

秋山氏は最初は「美味しい」とコメントするものの、そのあとにやってくる辛さに驚く

 次に秋山氏は、第一声で「美味しい」としつつも、その数秒後に「からい!」と反応。「でもデスソース美味しいです、からい! 辛いもの好きの人にはたまらないのではないですか。食べると、あとから辛さが、何種類かの辛さが来る。すぐに到達する辛さもあれば、噛んでいて到達するものも。これはベローチェのイメージが変わる」とコメントした。

あとからやってくる辛さに驚いて目をむく岡部氏。普通の人でもこんな表情になりかねないくらい辛い

 最後の岡部氏も、最初に「美味しい。ソーセージがパリッパリ」と普通にコメントしつつも、その数秒後には目をむき、「すごいくる。すごい辛い。思ったよりも全然辛い。これはなんでこんな商品を出したんですか。夏バテもこれを食べれば元気が付きますが。普通に手に入るものでは一番辛いのでは」とコメントした。

 C-Unitedの高谷氏による食レポの判定は、岡部氏の優勝となり、岡部氏は新商品の「ラムネ風トロピカルゼリー」を選択。ゼリー商品には冷たくて濃厚なソフトクリームがトッピングされていることもあり、岡部氏はこれを食べながら、「デスソースの刑を食べた人は、もれなく頼んでほしい」と語った。

 発表会では取材者向けにフルサイズではないものの、2商品の試食も用意された。ちなみに試食した筆者は、辛いものが好物・得意というほどではないが、苦手ではなく、そこそこ食べられるタチだ。

用意された試食。このサイズでも汗が噴き出すくらいには辛い。というかデスソースは軽く舐めただけでも汗が噴き出す

 試食品は量が通常の3分の1程度ということもあり、軽い気持ちで挑んでみたが……やはり「焼きたてドッグ 悶絶の激辛ブートジョロキア ~デスソースの刑~」はかなり辛い。食べた数秒後に汗が噴き出すくらい、かなり辛いが、「辛い」の読みが「ツラい」になるほどではなく、「カラい」というレベルに収まっている。よほど辛いものが得意じゃないと一気に食べきることはできなさそうだが、しかし提供された量を食べきったあと、10分ほど経つともう一口食べたくなるという不思議な魅力もあり、ゆっくりと、大量のドリンクとともに食べるなら、1本は余裕で食べられそうだ。水分補給が捗るので、ある意味で夏に向いている。

 人によっては罰ゲームになるかも知れないが、それなりに辛いものをたしなむ人なら、楽しんで食べることができるだろう。ランチに軽い気持ちで食べるものではなく、アトラクション的に楽しむという感じでもあるが、デスソースの威力を知りたい人は、ぜひとも試してほしい一品だ。ただし本当に辛いので、辛いものが苦手な人は避けるべきだし、決して人に強要しないように。

かなりの量のデスソースがかかっているので、刺激に敏感な皮膚や粘膜に触れないように注意

 デスソースの刺激はかなり強いので、食べるときには注意が必要である。少しでもデスソースが触れると、口の中はもちろん唇もヒリヒリするし、唇を拭うときも気をつけないと被害が拡大する。デスソースは一般的な催涙スプレーよりも刺激が強いので、指などに付いたときは、水と石けんでしっかり洗い流そう。