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スシロー39店舗で問題となるPOPを掲示、再発防止策を発表

2022年7月14日 発表

 スシローは、生ビールの半額キャンペーンの開始前にも関わらず、開始日を明記していない告知物を店内に掲出し、通常料金を請求していた件について、最終的な対象店舗のリストを公開した。

 同社では通常528円の生ビールジョッキが何杯飲んでも半額になるという内容のキャンペーンを13日にスタートしているが、キャンペーンの開始前に13日に開始することを明記していない告知物を掲出し、利用者に通常の代金を請求していたとして、謝罪するとともに、対象店舗では返金に応じることを発表していた。

 同社の調査によると、問題となるような形で告知物の掲出を行なっていたのは39店舗で、それぞれ誤って掲出していた時期も公開されている。期間中に生ビールジョッキを注文した利用者に対しては、レシートを持参することで1杯につき264円が返金される。

 同社は、原因について、キャンペーンの開始日から掲示する予定だった告知物が、本部から指示したタイミングを守らずに掲示した店舗があったとして、広告物の作成において販売期間表示ルールの徹底やチェック体制の再構築、店舗における掲示ルールの再徹底と意識改善を行なうことで再発防止に努めるとしている。

 また、利用者から指摘されたにも関わらず、返金などの適切な対応が行なわれていなかったとして、指摘に対する事実確認の実施と真摯な対応の徹底にも努めていくとしている。