ニュース

東京都「飲食店でのマスク着用」認証店基準から削除。3月13日から

2023年2月14日 開催

小池百合子都知事

 東京都は2月14日に「第80回東京都新型コロナウイルス感染症対策本部会議」を開き、10日に政府対策本部で決定された「『マスクの着用』の考え方」の見直しを受けた東京都の方針を示した。

 3月13日からマスクの着脱は「個人の主体的な選択を尊重し、着用は個人の判断に委ねることを基本」とし、「高齢者等重症かリスクの高い者を守るため、感染防止対策としてマスクの着用の有効性や効果を踏まえつつ、マスクの着用が効果的な場面を、都民・事業者へ周知する」と変更されることになっている。

 これを受けて、これまで飲食店(認証店)に対して示してきた都の認証基準「チェックポイント」を変更し“マスクに関する項目を削除”することとなった。

現行基準(削除する項目)

・従業者に対して、マスク着用の徹底を周知している
・利用者に対して、食事中以外のマスク着用の徹底を周知している
・正しいマスクの付け方などを従業員に周知している
・目に付きやすい場所にポスターを掲示するなど工夫した呼びかけを行なっている

 これらについては3月12日をもって、ポスター等によるマスク着用のお願いを終了。感染防止対策を呼びかけるポスターを改訂し、リーダーを通じて改めて配布する。また、飲食店が感染対策等のため、利用者、従業員にマスク着用を求めることはできる。

「マスクの着用」の考え方(2月10日政府対策本部決定)