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モスバーガーのブランドキャラクターに永野芽郁が就任

原材料へのこだわりをアピール

2023年3月22日 発表

ブランドキャラクターに就任した永野芽郁

 モスバーガー(モスフードサービス)は3月22日、新たなブランドキャラクターと新商品に関する発表会を開催した。

 冒頭、代表取締役社長の中村栄輔氏は、「昨年、モスフードサービスは50周年を迎えた。創業の翌年に誕生したテリヤキバーガーは今年の5月15日で50周年を迎える。これまで時代の変化にあわせて幾度となくソースの改良を続け、進化させてきた」と述べた上で、そのアレンジ版として3月24日に「とろったまチーズ テリヤキバーガー」を発売することを明らかにした。

 同氏は、「テリヤキバーガーに使われているレタスは、実は丸のままお店に納品され、毎日ていねいにお店で仕込んでいる。レタスの葉を1枚ずつ流水ですすぎ、4℃の冷水に浸している。包丁で切ると旨味が損なわれてしまうため、手でバンズの大きさにあわせてちぎっている」と、シャキシャキ感の秘密を紹介。

 さらに、レタス以外にもトマトやキャベツといった生野菜について、全国約2400軒の契約農家が、同社の心情を汲み取って供給してくれるからこそ、こうしたおいしさを実現できているとする。例えば、レタスについては、完全に育ちきらない7割結球の状態で納品することで、柔らかく甘みのある味わいになっているという。

 同社では、こうした食材へのこだわりを伝えていくため、ブランドキャラクターとして女優の永野芽郁を起用。24日から放映するテレビCMなどを通じてアピールしていく。

代表取締役社長の中村栄輔氏
上席執行役員 マーケティング本部長の安藤芳徳氏

 続いて登壇した上席執行役員 マーケティング本部長の安藤芳徳氏は、2023年度のマーケティング方針である「FANCY Experience 2.0」を紹介。同社発祥のテリヤキバーガーが今年で50周年を迎えることや、国産へのこだわりを改めて伝えていくと語った。

 その象徴として登場するのが「とろったまチーズ テリヤキバーガー ~北海道産ゴーダチーズ使用~」で、北海道産のゴーダチーズに国産バターを加え、滑らかな口溶けとミルキーな味わいが楽しめるほか、国産のたまごを加工したオリジナルの半熟風たまごでとろっとした食感が楽しめることや、こだわりの国産レタスでシャキシャキとした食感を実現していることを説明した。

 その後、壇上にはブランドキャラクターに就任した永野芽郁が登場し、中村氏からの質問に回答する形で新商品の感想などを語った。実はCMの撮影で初めてテリヤキバーガーを食べたという永野だが、「レタスってこんなに新鮮なんだと驚いた。初めて食べたときのおいしさが忘れられない。一瞬で虜になり、撮影の合間に2つ食べた」と絶賛していた。