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ミスタードーナツ、ミスドゴハンの新メニュー「ザクもっちリング」6月2日発売

2023年6月2日 発売

ザクもっちリング

 ミスタードーナツ(ダスキン)は、新メニューの「ザクもっちリング」3品を6月2日に発売する。

 ザクもっちリングは、北海道産小麦の小麦粉を使用し、“湯種製法”により中はもっちりとした食感を表現しながら、表面にパン粉をつけて揚げることでザクザク食感も同時に楽しめるようにしたもの。中には2種類のフィリングが注入されており、ドーナツのようなリング形状で、どこを食べても一口で具材にたどり着ける。

 ラインアップは「ビーフシチュー&ポテト」「スパイシーミート&ポテト」「あずき&ホイップ」の3種類が用意され、価格はテイクアウトが各270円、イートインが各275円。

ザクもっちリング ビーフシチュー&ポテト

「ビーフシチュー&ポテト」では、ビーフシチューとチーズ風味のマッシュポテトの2種類のフィリングが使用されており、パセリがふりかけられている。

ザクもっちリング スパイシーミート&ポテト

「スパイシーミート&ポテト」では、トマトベースのスパイシーミートとチーズ風味のマッシュポテトが使われ、パプリカパウダーがふりかけられている。

ザクもっちリング あずき&ホイップ

「あずき&ホイップ」では、北海道産のあずき餡とホイップグリームを使用。表面には、きなこシュガーがまぶされている。

 ミスタードーナツ事業本部 企画開発本部 商品開発部 商品開発室の濱園市子氏は、「新たなミスドゴハンとして開発したもので、1つのドーナツに2つの味が入った、ハラペコさんにぴったりな商品になっている」と、その位置づけを紹介。

ミスタードーナツ事業本部 企画開発本部 商品開発部 商品開発室の濱園市子氏

 フィリングのバランスにもこだわっており、数十種類のフィリングを試作し、さらにそれらの組み合わせも試し、最終的に今回の3品に絞り込んだという。

 ちなみに、湯種製法は食パン作りなどにも使用される製法で、小麦粉の一部に熱湯を加えてこねた湯種生地を使用する。小麦粉の中のデンプンは、水と熱をっ加えることで粘りが増し、膨らんで柔らかくなり、甘みも引き出される。

 濱園氏によると、「この製法で水分を多く含ませた生地は、きれいなリング形状や膨らみの保持が難しく、何度も試作を重ねた」という。小麦についても、2種類の品種の配合のバランスやミキシングの時間を細かく調整することで、記憶に残るような食感を目指した。

 今回、一足早く試食する機会があったが、まさにリング状のカレーパンのような印象だ。中のフィリングも惣菜的な具材が選ばれており、少ししっかりと食べたいといった場面にちょうどいいボリューム感となっている。2種類のフィリングは、片方だけでも両方一緒でもおいしく食べ進められる味わいだ。

 また、今回の商品は透明のスリーブで包まれ、紙でできた専用のトレイに立てて提供されるため、手を汚さずに食べられるのもうれしい。対象ドリンク1杯を自由に選べる「ミスドドリンクセット」(テイクアウト:440円、イートイン:448円)も用意されているので、朝食やランチなどで活用していきたい。

生地を揚げた後、側面の2か所からフィリングを流し込む
クリアスリーブに包まれ、専用トレイに立てて提供される
ミスドドリンクセット

 こちらは4月5日から販売されているものとなるが、定番ドリンクにホイップを乗せた「とろけるホイップドリンク とろっぷ」3品がミスタードーナツ事業本部 企画開発本部 商品開発部 商品開発室の鈴木彩伽氏から紹介された。

ミスタードーナツ事業本部 企画開発本部 商品開発部 商品開発室の鈴木彩伽氏

 鈴木氏によれば、「実はカフェメニューにはかなり力を入れて開発しており、コーヒーが苦手な人でも飲みやすいように今回のメニューを開発した。ドリンクの上にトッピングしているホイップは、とろりとした食感がチャームポイントで、ほんのりと甘さを感じつつも、ドーナツと一緒に食べても甘すぎないバランスにこだわった」という。

 こうしたドリンクにはストローが付けられることも多いが、ストローを差し込むとホイップの食感や味わいが楽しめなくなるほか、混ぜてしまうと絶妙なクリーム感が失われてしまうため、あえてストローを付けずに提供することにしたとのこと。

 ラインアップは「とろっぷ アイスコーヒー」(テイクアウト:410円、イートイン:419円)、「とろっぷ アイスカフェオレ」(テイクアウト:453円、イートイン:462円)、「とろっぷ アイスロイヤルミルクティ」(テイクアウト:453円、イートイン:462円)の3種類。こちらは9月下旬までの期間限定での提供となる。

とろっぷ アイスコーヒー
とろっぷ アイスカフェオレ
とろっぷ アイスロイヤルミルクティ