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ファミマ「ファミマル PREMIUM」リニューアルした「極とろっビーフシチュー」やドレッシングなど“14品”登場

2023年10月3日から順次販売

ファミマ「ファミマル PREMIUM」のカテゴリを拡大&リニューアル

 ファミリーマートはプライベートブランド「ファミマル」が誕生から2周年を迎えるにあたり、「ファミマル PREMIUM」のカテゴリを拡大・リニューアルして、新たに14品を順次販売していく。

「ファミマルPREMIUM」は素材や製法にこだわり、上質なおいしさを提供するファミマルのプレミアムライン。厳しい社内基準をクリアした商品だけがPREMIUMとして発売されるとしている。

 今回、パウチ惣菜をさらに美味しくリニューアルし、新たに焼き菓子や和菓子、ドレッシングがラインアップに加わった。

ファミマ「ファミマル PREMIUM」のカテゴリを拡大&リニューアル

パウチ惣菜(10月9日発売)

・「極とろっビーフシチュー」(498円)
・「大きな海老チリ」(448円)
・「極じゅわハンバーグ」(450円)
・「極うまビーフカレー」(428円)
・「真鯛の煮付け」(468円)

「極とろっビーフシチュー」(498円)
「大きな海老チリ」(448円)
「極じゅわハンバーグ」(450円)
「極うまビーフカレー」(428円)
「真鯛の煮付け」(468円)

焼き菓子・和菓子(東日本は10月3日・西日本は10月8日発売)

・「発酵バター香る 贅沢バウムクーヘン」(218円)
・「贅沢フィナンシェ」(180円)
・「まるっと一粒栗 どら焼き」(218円)
※沖縄県では発売日が異なる

「発酵バター香る 贅沢バウムクーヘン」(218円)
「贅沢フィナンシェ」(180円)
「まるっと一粒栗 どら焼き」(218円)

ドレッシング(10月10日発売)

・「素材を味わう イタリア産3種のチーズ シーザーサラダドレッシング」(498円)
・「素材を味わう シャキシャキたまねぎ ノンオイルドレッシング」(468円)
・「素材を味わう 国産にんじん ドレッシング」(498円)

「素材を味わう イタリア産3種のチーズ シーザーサラダドレッシング」(498円)
「素材を味わう シャキシャキたまねぎ ノンオイルドレッシング」(468円)
「素材を味わう 国産にんじん ドレッシング」(498円)

ごちむすび(10月10日発売)

・「ごちむすび いくら醤油漬け」(330円)
・「ごちむすび 生たらこ」(220円)※北海道・関東で発売
・「ごちむすび 鮭はらみ」(248円)

「ごちむすび いくら醤油漬け」(330円)
「ごちむすび 生たらこ」(220円)
「ごちむすび 鮭はらみ」(248円)

2周年を迎えた「ファミマル」のこれから

 10月3日に開かれた発表会では、2周年を迎えたプライベートブランド「ファミマル」の戦略について「ファミマルの育成」「定番商品の品質向上」「看板商品づくり」だと執行役員 商品本部長の島田奈奈氏が説明。

株式会社ファミリーマート 執行役員 商品本部長 島田奈奈氏

 2023年上期の「ファミマル」の売上は好調と述べ、話題性のある商品や未展開カテゴリへの品揃え拡大と、消費者のニーズに対応した価格戦略が背景にあると振り返った。

「ファミマル」2周年を迎えるにあたり、さらに進化させるため「定番商品の刷新」「ファミマルブランドライン刷新・拡大」「サスティナブルへの取り組み」を進めていくという。

「定番商品の刷新」は「手巻おむすび」をリニューアルすることで対応し、10月以降「ファミマル」を急拡大していく。

「ファミマルブランドライン刷新・拡大」について、具体的には今回の「ファミマル PREMIUM」の刷新&拡大のほか、パンがファミマル化した「ファミマル Bakery」や、スイーツ・焼き菓子・和菓子がファミマル化した「ファミマル Sweets」が誕生する。

外食よりも価格を抑えた少し贅沢なライン「ファミマル PREMIUM」

 相次ぐ値上げにより節約志向が高まっているなか、あえてプレミアム商品を拡大理由に「高いと言っても外食で食べるより価格が抑えられており、手近な日常で使える少し贅沢なラインの位置づけの需要はある」と島田氏は述べた。

「定番の価格を意識した商品ではご満足いただけない方々が一定層いることは認識している」とのことで、今回のラインアップ強化は、手が届く範囲での価格戦略として展開するという。

10月より順次販売される「ファミマル PREMIUM」各種
さらなる美味しさを追求してリニューアルした「極とろっビーフシチュー」。肉がかなり柔らかくなった

 さらに、2024年度の「ファミマル」売上比率は35%以上を目標と掲げていたが、早期に達成見込みとしており、8月時点ですでに36%に到達。2024年度はさらなる成長を目指すという。

 好調の理由はナショナルブランドの値上げが相次いだことで、プライベートブランドの買いやすさにつながり、消費者から支持された結果だと考えていると述べた。

「サスティナブルへの取り組み」は、環境対応容器の比率向上、サスティナブルな商品の開発、食品ロスへの対応、持続可能な原材料を活用することで、“おいしい、うれしい、あんしん”の実現をしていくとのこと。

 島田氏は「他社にないファミリーマートに来る目的となる商品づくりをして、『ファミマル』商品を充足させ、“目的買い”としてのコンビニエンスストアの活用を目指していく」と締めくくった。