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安楽亭、若者向けに歌舞伎町店をイメチェン

韓国屋台料理を提供、アルコールバーも初導入

2023年12月15日 リニューアルオープン

安楽亭歌舞伎町店

 安楽亭は、東京都新宿区の安楽亭歌舞伎町店を12月15日にリニューアルオープンした。各種焼肉に加え、韓国屋台料理やアルコールバーで楽しめる若者向けのポップな店舗に生まれ変わっている。

 営業企画部 次長の小野目一大氏によれば、同社では郊外のロードサイドに出店し、ファミリーで利用されることが多いが、歌舞伎町店は都市部の駅前にあり、今までと同じコンセプトでは若い人を集客できないと考え、1年ほどかけて検討し、思い切って若者向けにリニューアルすることにしたという。

 若い世代が韓国をイメージするネオンサインのような看板を掲げているほか、スタイリッシュな内装となっており、安楽亭の他の店舗とは大きく異なる印象だ。

内装

 店内には、ドリンクバーに加え、安楽亭初となるアルコールバー(ハイボール/サワー/梅酒/本格焼酎/韓国焼酎/マッコリ/カシス/ジン/テキーラ/美酢/ドリンクバー/ZONEなどが飲み放題)を設置。100分1089円で各種ドリンクを自由に楽しめるようにしている。

 ビールや日本酒、ワインなど、アルコールバーに無いメニューは+550円で飲み放題となるほか、やかんマッコリ(1000ml、1628円)やチャミスル(360ml、979円)といった韓国らしいアルコールメニューも用意されている。

安楽亭初となるアルコールバー

 さらに、同店でしか食べられない韓国屋台メニューを用意。

同店限定の韓国屋台メニュー

 通常メニューのチキンとは異なる調理法で作られた「明洞チキン」は、ヤンニョムやハニーマスタードといった定番に加え、チョコ&アーモンドのように意外性のあるフレーバーをラインアップし、1ピース264円~(プレーンのみ242円~)で提供する。

「明洞チキン」。定番のヤンニョム(左)とチョコ&アーモンド(右)

 このほか、辛ラーメンをベースにしながらも、同社こだわりのスープを使用することで深い味わいが楽しめる「韓ラーメン」(858円)、さらに生クリームをトッピングすることで見た目も鮮やかにクリーミーさが追加された「韓ロゼラーメン」(968円)、通常の石焼ビビンバとは一味違う「明洞キムチ飯」(968円)といったメニューが楽しめる。

韓ロゼラーメン
明洞キムチ飯

 もちろん、通常店舗同様に各種焼肉メニューも用意されている。

ファミリーカルビ(429円)

 同社では、同店をトライアル店舗に位置づけ、若者や歌舞伎町を訪れる観光客を主なターゲットにカジュアルに利用できる新しい安楽亭の世界観を発信していく。

店舗入口