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アマノフーズ、煮込み風ハンバーグをフリーズドライで商品化

9000セット限定で販売

2024年2月28日 発表

フリーズドライの匠 煮込み風ハンバーグ

 アマノフーズ(アサヒグループ食品)は、「フリーズドライの匠 煮込み風ハンバーグ」を3月18日に発売する。

 同商品は、フリーズドライされたデミグラス仕立ての煮込み風ハンバーグ。160mlのお湯を注ぎ、すくったお湯をハンバーグにかけながら2分かき混ぜると、ふっくらとやわらかいハンバーグが食べられるようになる。

 同社によれば、牛肉を使用した厚みのあるハンバーグは、内部にお湯が浸透しづらく、濃厚なソースを使った場合はそれがさらに妨げられてしまうため、ふっくらとした食感を復元することが難しかった。

 今回の商品では、1年かけて開発したハンバーグの半分をソースから露出させ、お湯を浸透しやすくする「ハーフ・ブロック製法」を用いることで、ハンバーグらしい食感を実現したという。

パッケージ
作り方

 価格は1箱2食入りで1980円。9000セットの数量限定で、同社のオンラインショップ限定での販売となる。

 2月28日に開催された発表会において、コンシューマ事業本部 マーケティング二部長の真鍋太郎氏は、「フリーズドライの匠シリーズでは、販路を絞ることでエッジのきいた商品にチャレンジしている。2015年のチキンカツに始まり、とんかつや海老天などに挑戦してきた。テーマは、お湯をかけてできあがるまでのワクワク感」と紹介。今回の商品については、「カラッカラのものがハンバーグになっていくところもあわせてご賞味いただきたい」としている。

 43年にわたりフリーズドライの開発に携わり、ミスター・フリーズドライの異名を持つマーケティング二部 アマノブランド企画室 技術顧問の島村雅人氏によれば、ハンバーグ単体をフリーズドライにする技術はすでに確立されていたが、ソースをあわせる部分が最後まで課題として残っていたという。

マーケティング二部 アマノブランド企画室 技術顧問の島村雅人氏(左)とコンシューマ事業本部 マーケティング二部長の真鍋太郎氏(右)」

 島村氏はトマト煮で作ろうとしていたが、一緒に開発に携わった研究開発本部 商品開発一部 主任の檀上悟史氏がデミグラスソースだと言い出し、商品化を実現してしまったと檀上氏を賞賛していた。

研究開発本部 商品開発一部 主任の檀上悟史氏

 その後、島村氏はこれまでの失敗と成功を振り返りつつ、新たな挑戦の一部として「串かつ」と「唐揚げ」を披露。串かつは、ホタテと海老が具として使用されており、15~20秒ほどお湯につけ、泡が出なくなったら取り出してソースにつけて食べられる。唐揚げはボウルに入れ、お湯を注ぎ、一定時間が経過したらザルにあげれば食べられるようになる。

島村氏の失敗と成功の歴史

 島村氏によると、串かつの商品化にあたっては、ハンバーグ同様に味をつける必要があり、ソースがついたものをいかに実現するかが課題とのこと。お湯で戻すと揚げ物になるという体験はなかなかのインパクトで、同社の次なるチャレンジに期待したい。

「フリーズドライの匠 煮込み風ハンバーグ」以外にも新商品が登場する