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ヱビスビール「YEBISU BREWERY TOKYO」開業記念イベントに山田裕貴さん登場
4月3日グランドオープン
2024年4月2日 20:44
- 2024年4月3日 開業
サッポロビールは4月3日の「YEBISU BREWERY TOKYO(ヱビス ブルワリー トウキョウ)」グランドオープンに先駆け、記念イベントを開催した。
YEBISU BREWERY TOKYO(東京都渋谷区恵比寿4-20-1)は、ヱビスビール発祥の地である恵比寿に開業する醸造施設付きの体験型拠点。
記念イベントには代表取締役社長の野瀬裕之氏や、ヱビスビールのブランドアンバサダーである山田裕貴さんが登壇した。
野瀬氏が入社した38年前、現在の恵比寿ガーデンプレイスにあたる土地には、ヱビスビールの恵比寿工場がビール製造・醸造・出荷を行なっており、問屋が毎日ビールを引き取りに集まってくるとても活気がある場所であった。
そのあと1988年に恵比寿工場は閉鎖となり船橋に移転したが、恵比寿ガーデンプレイスの開業と本社移転を機に、恵比寿に地ビール設備を作ろうという動きが高まった。このときは頓挫したが、ルーツである恵比寿の地にまたビールを造る施設をずっと作りたいと思っていたという。
「今の時代に合った新しいビールの魅力を訴求する場所を恵比寿の地に復活させたい」「ビール事業においてはリアルな拠点を持つことが重要」という思いから作られたのが、今回の「YEBISU BREWERY TOKYO」という新しいエビスブランドの拠点で、合わせてビールの可能性は無限であることから「ヱビス∞(インフィニティ)」ブランドを立ち上げたとのこと。
続いてヱビスブランドアンバサダーで自身もYEBISU BREWERY TOKYOのオープンを楽しみにしているという山田裕貴さんが登壇し、サッポロビールの萬谷浩之氏と一緒にタップルームで初注ぎを行なった。萬谷浩之氏によるとビールの品揃えは開業時は4品、順次増やして常時6品前後のビールを提供していきたいという。
開業時の4品のうち、レギュラーメニューになるのが35年以上前に恵比寿工場で使用したヱビス酵母を復活させた「ヱビス ∞(ヱビス インフィニティ)」「ヱビス ∞ ブラック(ヱビス インフィニティ ブラック)」の2品。残りの「Foggy ale 2024(フォギーエール2024)」は期間限定、「煙々(えんえん)」は数量限定メニューとなる。
このあと山田裕貴さんによって2月のイベント時に自身が麦芽を仕込んだ「煙々(えんえん)」の発注ぎ・初飲みを行ない、「燻製のホップの香りがふわふわとしてすごく美味しい」とコメント。さらにヱビス ∞も試飲し、「煙々の切れ味に対して泡もマイルドでまろやか」との感想だった。
YEBISU BREWERY TOKYO内にはドイツ製のビール醸造施設が備え付けられているブルワリーエリアのほか、ヱビスビール130年の歴史を楽しめるミュージアムエリアなどもあり、ビールをさまざまな形で楽しめる。タップルームエリアは実際にビールを飲めるエリアで、テーブルやチェアが並べられ、一人でもグループでも楽しめる空間になっている。
また、5月中旬には有料のガイドツアーも開始する予定となっているなど、ただの飲食だけではなく、体験型施設としての側面を強く押し出した内容となっている。
YEBISU BREWERY TOKYO(ヱビス ブルワリー トウキョウ)
開業日: 2024年4月3日
営業時間: [平日]12時~20時、[土日祝]11時~19時
定休日: 火曜(祝日の場合は翌日)、年末年始
所在地: 東京都渋谷区恵比寿4-20-1 恵比寿ガーデンプレイス内 現ヱビスビール記念館
アクセス: JR恵比寿駅駅東口より徒歩約5分