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「ブラックサンダー」30周年、発売当初の存続危機を救った九州に感謝

天神地下街で配布される「アリガトサンダー」

 有楽製菓は、チョコレート菓子「ブラックサンダー」のブランド存続機器を救った九州への感謝を伝える恩返し企画を7月17日に実施する。

 ブラックサンダーは、1994年に誕生し、今年9月に30周年を迎えるが、実は販売不振により発売から1年で一時生産終了に追い込まれていた。その際、九州の一部店舗から「人気があるからまた売ってほしい」とのリクエストがあり、残っている材料の分だけということで再販売を決定。そこからクチコミで評判が広がり、生産が継続されることになったという。

 同社では、ブラックサンダーを救ってくれた九州地域の人たちに感謝の気持ちを伝えるため、九州の主要紙の17日朝刊にカラー広告を掲出するとともに、福岡市の天神地下街の1番街イベントコーナーで10時~18時に特別なパッケージのブラックサンダー「アリガトサンダー」のサンプリングを実施する。

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 また、1995年当時、復活をリクエストしてくれた“恩人”の卸業者や小売業者を探す企画も実施。専用メールアドレスを設け、心当たりのある人に情報提供を呼びかけている。

ブラックサンダーの恩人探し企画