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楽天市場、オードブルおせち・ハイブリッドおせちなど「2025年おせち特集」を10月1日公開。トレンド予測も発表
2024年9月6日 00:00
- 2024年9月5日 発表
楽天市場は9月5日に発表会を開き、10月1日に公開する特設サイト「2025年おせち特集」や、おせちのトレンド予測について説明した。
楽天市場「2025年おせち特集」商品
販売商品（一例）：
・サロン ド リアン～絆～「2025年 洋風おせち『結』」（1人前 8950円）
・美食サークル「京都『しょうざん』カップインオードブル」（2～3人前 1万4900円）
・美食サークル「おせち二段重『ミニオン』」（3人前 1万9980円）
・博多久松「和洋折衷本格料亭おせち『博多』」（4～5人前 1万5800円）
・博多久松「推しおせち」（1人前×4セット 1万円）
・板前魂「板前魂のおつまみおせち」（2～3人前 9780円）
・板前魂「板前魂の六段重」（6人前 2万7780円）
・ベルーナグルメショッピング「大人数おせち『絆』」（4～5人前 1万6490円）
・コンプモト楽天市場店「いちご煮」（4167円）
・鯉料理と和牛惣菜みやさかや「鯉のやわらか煮」（3食 2800円）
・ワイン紀行「紅葉漬」（2食 2980円）
・TLC「赤こんにゃく」（980円）
・沖縄百貨店七屋「中味汁」（810円）
※価格は2024年9月5日時点のもの
特設サイト： 楽天市場「2025年おせち特集」
発表会では楽天グループ ECコンサルティング部 シニアマネージャーの西川雄樹氏が登壇し、おせち市場を取り巻く状況について解説した。
楽天市場におけるおせちの流通総額はこの3年間で1.5倍の伸びを見せており、定番の和風おせちに加え、洋風おせちや中華おせち、キャラクターおせちといった新しいジャンルが拡大。カジュアル化も進んでいる。また、早割の浸透により7月～8月の早期予約の需要がこの3年で約2.9倍に伸びているという。
今年の年末年始は最大9連休の並びで、家族や大人数で過ごす時間が取りやすい傾向になっている。また、アンケートによると自宅や実家で過ごすと回答する人が合計して約8割と多い。
これらの基本的な情報から「1. オードブルおせち」「2. ハイブリッドおせち」「3. ご当地おせち」という3つのトレンドを予測。さらに博多久松との共同開発商品として「推しおせち」というものを企画した。
最初の「オードブルおせち」は洋風の味付けを中心とした多種多様な品目を自由に盛り付け楽しむことができるオードブルスタイルの商品で、この3年間で流通総額が1.8倍の伸びを見せている。
おせちをあまり食べない家族も和洋折衷でオードブル感覚で楽しめ、見た目も色もかわいいという評判で、カジュアルな気分で楽しめるのが特徴。楽天市場としてもこのジャンルを盛り上げていく。「楽天市場 おせち2025」特集ページ内でもオードブルおせちを紹介するコンテンツを公開する予定。
2つ目の「ハイブリッドおせち」は、購入予定のおせちをアンケートしたところ、和風＋洋風の組み合わせや洋風＋中華といった組み合わせが上位にランクインしていることから見えてきたもので、実際楽天市場の流通総額でも「海鮮×和風×お肉×中華」や「和風×おつまみおせち」といった組み合わせ型のものがこの3年で約3.2倍に増えている。さらにセットではない単品のおせちの需要も拡大しており、組み合わせ需要が高いと推測している。
3つ目の「ご当地おせち」は、地域特有の素材や調理法で作られたご当地食材を使ったもので、おせち具材でもニーズがあると予測している。アンケートでも半数以上がご当地おせちに興味を持っており、実際ご当地食材の流通はこの3年で1.3倍となっている。
楽天市場では山形県「鯉のやわらか煮」、福島県「紅葉漬」、滋賀県「赤こんにゃく」、沖縄県「中身汁」などのご当地おせち食材を取り扱っており、家族や親戚などが集まる年末年始のコミュニケーションのきっかけとしてご当地おせちに注目している。
そして「推しおせち」は、博多久松との共同開発商品で、Z世代におせちで食べたい食材をアンケートし、その結果を反映した商品となっている。ローストビーフなどの定番洋風料理から和風のいくらの醤油漬け、またはガトーショコラといったスイーツまで入ったバラエティ豊かなおせちで、本日販売を開始している。
また、9月30日までに対象のおせちを購入すると2025年1月16日から2月28日まで使える3000円オフクーポンを配布するキャンペーンも実施している。
