ニュース

北九州のソウルフード「資さんうどん」すかいらーくグループに

全株式をすかいらーくホールディングスに譲渡

2024年9月6日 発表

「資さんうどん」すかいらーくグループ入り

 北九州発祥のうどんチェン店「資さんうどん」(資さん)は、すかいらーくホールディングスと全株式の株式譲渡契約を締結し、10月上旬にすかいらーくグループに加わる予定であると発表した。

 すかいらーくグループが保有する約3000店舗の店舗網やサプライチェーンなどの豊富な経営資源を有効活用することで、成長戦略の加速や実現確度を向上を図るという。

「資さんうどん」は福岡県を中心に九州7県、山口県、岡山県、大阪府、兵庫県で72店舗を展開するうどんチェーン店。今冬には東京・両国に東京1号店のオープンが予定されている。

 鯖やうるめ、昆布・椎茸からとった出汁とやわらかながらほどよくコシがあるうどんの組み合わせが特徴で、ごぼ天うどんやぼた餅など同店ならではのメニューが人気を博している。

「資さんうどん」のコメント

 創業者の大西章資が、北九州市の戸畑区でうどん店をオープンさせたのが1976年のこと。お客さまに「美味しいうどんを食べていただきたい」という一心で、味と素材にこだわり、美味しさを追求して誕生した「資さんうどん」は、今や北九州のソウルフードと呼ばれる、地域の皆さまに愛される存在となりました。その後、着実に展開地域を広げ、2023年12月には九州全県への出店を達成。また、中国・関西地域のお客さまにもお楽しみいただいております。そして、今冬には、関東への出店を予定し、さらなる広い地域のお客さまに味わっていただけるよう、進化と成長を続けております。

 弊社と株式会社すかいらーくホールディングスは、グループ経営理念「価値ある豊かさの創造」の実現に向け、資さんの経営理念「幸せを一杯に。」をともに目指し、引き続き、人(お客さま・従業員)を大切にして、病み付きになる味・リピートしたくなる温かいサービスなど、資さんのよさを守りながら、地域で愛される店舗・会社であり続けていくために力を合わせていく所存です。同時に、「北九州の資さん」から「九州の資さん」へ、そして今後は「日本の資さん」「世界の資さん」を目標に、あらゆる地域のより多くのお客さまに心を込めた最高の一杯を通じて幸せをお届けできるよう、グループ一丸となって邁進してまいります。