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スターバックス、JIMOTO Madeの「備前焼マグ」岡山県備前地区で発売

2024年9月17日 発売

スターバックス「JIMOTO Madeマグ備前焼SANGIRI355ml」

 スターバックス コーヒー ジャパンは、日本各地にあるその地元の産業、素材を取り入れ、地元の職人と開発し、その地域で販売する「JIMOTO Madeマグ備前焼SANGIRI355ml」を岡山県備前地区の13店舗で9月17日に発売する(手作りのため数量に限りがあり入荷待ちの可能性がある)。

スターバックス「JIMOTO Madeマグ備前焼SANGIRI355ml」

価格: 7200円(発売日のみ1人2点まで)
販売店舗: スターバックス コーヒー 岡山大学病院店、岡山シネマタウン岡南店、岡山大安寺店、岡山けやき通り店、イオンモール岡山5階店、岡山一番街店、岡山中仙道店、さんすて岡山店、岡山青江店、イオンモール岡山1階店、岡山平井店、岡山天満屋店、岡山西大寺店

 備前焼とは、岡山県備前市の伊部地区を産地とする伝統的な焼き物で、日本遺産にも認定された「日本六古窯」と呼ばれる6つの窯の1つとして、約1000年以上の長い歴史がある。備前特有の良質な粘土を材料に手作業で成型して、釉薬を使わず高温でじっくりと焼き締めることによって、土の質感や風合いのある自然な美しさが楽しめる。

 今回発売する「JIMOTO Madeマグ備前焼SANGIRI355ml」は、1912年創業で備前の伝統技法を守りながら、末永く愛される器づくりを追求する、柴岡陶泉堂とともに開発したマグカップ。

柴岡陶泉堂

 歴史のある備前焼の素晴らしさや見た目の美しさ、使い心地を工夫し、スターバックスならではの一品が完成した。今回の新商品は、備前焼の焼き色の一つである「桟切(さんぎり)」の技法で制作。薪窯で時間をかけて焼き上げたマグカップは、焼成時に木炭を投入し、一部が木灰に包まれる影響で、独特の魅力ある模様が生みだされる。出来上がりの表情が全て異なるため、自分だけのお気に入りを見つけるのも楽しみのひとつとしている。

 形状は、コーヒー豆をイメージした丸みを帯びたシルエットで、持ち手のハンドル部分はスクエア状のモダンな印象となっている。さらにボディ部分は厚みを薄く成型することで、軽量で使いやすいマグカップに仕上げた。マグカップの表面には、地元パートナー(従業員)から挙がった岡山県の3大水系のアイデアを採用。川の水面をイメージした櫛目を入れ、手作業でやわらかな曲線を描いたことで心地のよい手触りも楽しめる。また、マグカップの底面には、スターバックス、柴岡陶泉堂(生産者)、備前(コミュニティ)の名称を入れ、地域とのつながりを表現した。

 初めて備前焼を使う人はもちろん、大切な人への贈り物にもおすすめとしている。