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イトーヨーカドー、惣菜ブランド「ヨーク・デリ」人気ランキング発表! 秋の新作「栗紅鮭ご飯弁当」など発売
2024年9月26日 19:13
- 2024年9月26日 発表
イトーヨーカドー(イトーヨーカ堂)は、惣菜の新ブランド「YORK DELI(ヨーク・デリ)」を5月より立ち上げ、イトーヨーカドーとヨークで販売している。
「『毎日食べたい』おいしさ。」をコンセプトに、新鮮で良質な素材を活かした季節のメニューや定番の逸品を提供しており、8月末時点で約270品を展開。直近の売上は105%の伸長で順調としており、10月1日に秋の新作弁当を発売する。
「ヨーク・デリ」秋の新作弁当
・「秋薫る!栗紅鮭きのこご飯弁当」(645円)
・「秋の味覚!栗ごはん弁当」(646円)
季節の食材をたっぷり使用した旬を実感できる幕の内弁当。主菜と副菜、ご飯のバランスがよく、1食で贅沢な食べ応えとしている。
セブン&アイグループの共通インフラである「Peace Deli(ピースデリ)との連携を図り、揚げ物や焼き物は店内調理で仕上げることで、できたての味を楽しめる。
「秋の味覚!栗ごはん弁当」は栗、紅鮭、きのこご飯のベースの味は同じで、より栗の味を楽しめる炊き込みご飯に設計した。
「ヨーク・デリ」温惣菜・冷惣菜・弁当の人気ランキング
温惣菜
1位: 「炭火焼き鳥」
2位: 「生姜醤油香る!鶏もも唐揚げ」
3位: 「ハーブ四元豚柔らかロースかつ」
1位の炭火焼鳥に使用している醤油ダレはピースデリで作っており、すっきりと口当たりのよい特製だれとなっている。
冷惣菜
1位: 「絶品!自慢のポテトサラダ」
2位: 「生春巻き」
3位: 「牛肉の旨み!ほっこり肉じゃが」
ポテトサラダには特にこだわっており、じゃがいも本来の味を引き出せるように、品種によって味を調整しているという。
「ヨーク・デリ」発足経緯「売場・容器・媒体を統一し“商品の価値”を伝えやすい売り場に」
イトーヨーカ堂 フード&ドラッグ事業部 惣菜部 総括マネージャーの中坪礼氏は「ヨーク・デリ」発足経緯について、今までのイトーヨーカドーの売場では複数のブランドが混在し、販促物がバラバラで容器の統一感がなく、消費者に商品の価値が十分に伝わっていない課題があったと語る。
そこでロゴ・容器・販促物などを統一し、商品の価値が伝わりやすい売り場に刷新。「『毎日食べたい』おいしさ。」をコンセプトにブランドが発足した。
「ヨーク・デリ」は、砂糖(さ)、塩(し)、酢(す)、醤油(せ)、味噌(そ)の基礎調味料(さしすせそ)を大事にし、極力添加物を削減。毎朝5時から工場でだしを取り、素材のよさを引き出す鮮度の追求をしている。
このほか、新鮮で良質な素材の使用、作りたて・店内調理、製造工程、季節のメニューやオリジナルレシピといったこだわりのもと商品展開をしている。
さらに、商品価値をシンプルに伝える売場作りに変更することで「ヨーク・デリ」発足前と比較して105%伸長したといい、今後の目指すべき将来像に「イトーヨーカドー・ヨークでしか買えない商品」「旬の食材・メニューの拡大」「極力添加物を減らし家庭の調理に近づける」「グループ共通のインフラ・原料の活用」を挙げた。
記者も「生姜醤油香!鶏もも唐揚げ」「牛肉の旨味!ほっこり肉じゃが」「紅鮭栗きのこご飯」「栗ご飯」「絶品!自慢のポテトサラダ」「北海道かぼちゃのデザートサラダ」を試食したが、特に驚いたのは肉じゃがの出汁の旨さと、ポテトサラダの家庭の味感。
いずれの商品もセブン&アイグループの共通インフラであるピースデリとの連携により、より安全で高品質なおいしい商品の提供を実現しているとのことで、これからの商品展開にも期待だ。
なお、価格帯については原材料・石油価格などの上昇により上がっている商品もあるが、売り場では398円(税別)の低価格帯商品も用意しているほか、「幕の内弁当」など手をかけた商品を展開し、バランスを取っているという。