おいしさの秘密と私のこだわり
ビールらしい味わいと飲みごたえを追求したノンアル「アサヒゼロ」
2024年10月13日 12:00
アサヒビールは、ビールらしい味わいと飲みごたえが楽しめるノンアルコールビールテイスト飲料「アサヒゼロ」を販売している。今回はスマドリマーケティング部の岡村知明氏に開発の背景やこだわりのポイントを伺った。
――商品開発の経緯を教えてください。
岡村氏:0.00%のノンアルコールビールテイスト飲料が登場して以来、健康志向の高まりなどにより市場は大きく伸長してきました。一方で“ビールが好き、味を重視、本物志向、信頼を持てるものを選びたい”という方からは「一度飲んだことはあるけれど、おいしくなかったので、それ以降ごくたまにしか飲んでない」とのお声もあり、既存の商品とは一線を画すおいしい商品を開発してお客さまの選択肢を増やし、新たな価値を提供したいという思いで開発をしました。
――どんな特徴があるのでしょうか。
岡村氏:国産麦芽を使用し、“濃厚なビールを醸造してから、アルコール分を完全に取り除き、通常の倍以上のうまみ成分を残す”という、「ブリューゼロ製法」を行なっています。これは2021年に発売したアルコール分0.5%の『アサヒ ビアリー』の「脱アルコール製法」をさらに進化させたもので、脱アルコールの工程を2回行ない、ビールらしい満足感・飲みごたえのある味でありながらアルコール分0.00%を実現させました。
――こだわりのポイントは?
岡村氏:本格的なビールらしい味わいと飲みごたえです。今年の4月に全国主要都市で『アサヒゼロ』『アサヒスーパードライ』『アサヒドライゼロ』それぞれの商品名が隠された状態で“本物のビール”を当てる飲み比べ体験イベントを行なったのですが、参加した2万3973名のうち2割以上の5041人が『アサヒゼロ』をビールと間違える結果となりました。実際に試したお客さまからは、「絶対の自信があったけど、思ったよりわからない……」「飲めば飲むほど迷ってしまった」という声をいただきました。
――どんな人に飲んでもらいたいですか?
岡村氏:ノンアルコールをうまいと思ったことがない方に飲んでもらいたいです。「ビールが飲めない時に仕方なく選ぶ」ではなく、「おいしいから選ぶ」というポジティブな選択でノンアルコールを楽しんでいただきたいと思います。『アサヒゼロ』の期間限定イベント「アサヒゼロ ノンアルビアスタンド」を東京都・神奈川県・愛知 県・福岡県で10月14日以降、順次開催します。ぜひお越しください。
――ありがとうございました。