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セブン-イレブン、クリスマスは“コスパ・タイパ・少量”で「らくジュアリーなおうちクリスマス」を提案

「クリスマスかまくら」やオードブル「カップデリスペシャル」が進化

2025年11月5日 発表
セブン-イレブンの「らくジュアリーなおうちクリスマス」

 セブン-イレブン・ジャパンは、クリスマスケーキやオードブル、クリスマスチキン、ワインなど合計約50商品の予約受付を店頭とセブン-イレブンのネットサービス「セブンミール」で行なっている。

 2025年はホールケーキでは「クリスマスかまくら」などの定番ケーキをリニューアルし、「カップデリ」をクリスマス仕様にし華やかなオードブルに仕立てた「カップデリスペシャル 2025」、骨付きもも肉を使用した「スペシャルななチキ」などをラインアップしている。

セブン-イレブンのクリスマス商品

 同社では、11月5日にクリスマス新商品発表会を開催し、商品本部 ベーカリー・スイーツ部 調理パン・ベーカリー チーフマーチャンダイザー 齋藤曜介氏が開発の背景や商品の特徴などを説明した。

株式会社セブン-イレブン・ジャパン 商品本部 ベーカリー・スイーツ部 調理パン・ベーカリー チーフマーチャンダイザー 齋藤曜介氏

 セブン-イレブンは「らくジュアリーなおうちクリスマス」をテーマに据えており、昨今の物価高を背景にクリスマスの過ごし方としても「コスパ、タイパ、少量がキーワードだと考えている」と齋藤氏は述べた。2025年のクリスマスは平日であるため、「準備の負担を軽減でき、少人数で過ごすというところに対応したい」と齋藤氏は説明した。

2024-2025年クリスマスケーキトレンド
セブン-イレブンの2025年商品政策

 その中でもクリスマスケーキでは、一番人気の「クリスマスかまくら」は3218.40円の価格は据え置きながら、素材にこだわってリニューアルをした。小麦粉の粒度を見直してよりきめ細やかなスポンジにし、菓子用に開発されたコク深い卵を使用し、さらに進化させている。そのほかのケーキでは、少人数で楽しめる3号サイズ(直径約9cm)を豊富に取りそろえた。

クリスマスかまくら

「カップデリスペシャル 2025」では、「カップデリ」で人気商品である「たことブロッコリーバジルサラダ」に帆立を加え、「マカロニサラダ」には生ハムとチーズを添えるなどし、よりリッチな仕上がりにしている。さらに、「スペシャルななチキ(骨付き)」は11種のスパイスを増量し、衣の配合を変えて、よりジューシーで旨みが感じられるようにしている。

カップデリスペシャル 2025
スペシャルななチキ(骨付き)と炭火焼きローストチキンレッグ

 そして後半では、フードジャーナリストの岩谷高美氏が登場した。岩谷氏は2025年のクリスマストレンドとして、「コスパ消費は欠かせない。休日は家族などでパーティーを行ない、12月24日・25日は1人や少人数で過ごすという傾向になる」と話した。また、商品を試食した岩谷氏は「カップデリスペシャルは、手間暇がかかっている商品ばかりで9種入って3000円というのに驚きだった」と話し、スペシャルななチキについては、「骨付きなのでテンションが上がり、スパイスの味わいもよいのでほかの料理とのバランスが取りやすい」と語った。

フードジャーナリストの岩谷高美氏

 試食で提供された「クリスマスかまくら」を食べてみると、スポンジがフワフワで、クリームと合わさるとしっとりなめらかな、優しい味わいだった。真ん中にイチゴがゴロっと入り、ババロアの口どけもよく、イチゴの甘みと酸味が加わっておいしく食べられた。

試食で提供された「クリスマスかまくら」

 なお、11月30日までに「セブンミール」で予約すると、一部商品を対象に早割で10%引きクーポンをプレゼントするキャンペーンも実施中となっている。