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ドン・キホーテ、PB商品展示会で偏愛と情熱をアピール

2025年11月21日 取材
「偏愛めし」シリーズの新商品

 パン・パシフィック・インターナショナルホールディングスは11月21日、ドン・キホーテのプライベートブランドの展示会を開催した。本稿では、食品関連の新商品を紹介したい。

 “みんなの75点より誰かの120点”をモットーに突き抜けた弁当などを企画する「偏愛めし」シリーズからは、11月26日に桃山学院大学 起業部と共同開発した「彼の前専用 バター風可愛いたらこおにぎり」(171円)、「全力コーン 炙りマヨネーズおにぎり」(182円)、「はみだしすぎィなパリッとソーセージおにぎり」(322円)の3商品が登場。

 それぞれ、「彼の前ではおにぎりも可愛く食べたい」「市販のピラフやコーンおにぎりでは全然足りない」「朝練の時にお母さんが早起きして持たせてくれたボリューム満点の部活めし」という学生ならではの“偏愛”をベースに開発されたものとなっている。

(左から)「彼の前専用 バター風可愛いたらこおにぎり」、「全力コーン 炙りマヨネーズおにぎり」、「はみだしすぎィなパリッとソーセージおにぎり」

 12月1日には「だし巻き玉子が主役のそば」や「焦がしカラメル信者のプリン風サンド」も発売される予定。ありそうでなかった不思議な組み合わせの商品が登場する。それ以降も「おでんパスタ」「マヨラーのためのマヨコーンサンド」(いずれも仮称)など、風変わりな偏愛めしを開発中とのことだ。

だし巻き玉子が主役のそば
焦がしカラメル信者のプリン風サンド

 また、累計で1億円以上を売り上げた107商品を「億ドンキ」としてズラリと展示。あわせて過去1年間で発売され、1億円超え目前まで来ている注目商品をアピールしていた。

累計で1億円以上の販売実績を誇る「億ドンキ」

「情熱価格 ドンチキ」は10月初旬に発売されたもので、コンビニエンスストアのレジ横で販売されているチキンをイメージしつつ、8個入りで754円と、1個100円以下という優れたコストパフォーマンスを実現した商品となっている。これからやってくるクリスマスシーズンに大活躍しそうだ。

情熱価格 ドンチキ

 このほか、「情熱価格 超特大キムチ」(367円)、「情熱価格 でっかいむき栗」(647円)、「情熱価格 国産野菜をたっぷり使ったドレッシング」(431円)、「情熱価格 濃縮コーヒーポーション」(1079円)といった商品が1億円超え目前とのことだ。

情熱価格 超特大キムチ
情熱価格 でっかいむき栗
情熱価格 国産野菜をたっぷり使ったドレッシング
情熱価格 濃縮コーヒーポーション

 情熱価格ブランドでは、11月28日から「割れむき甘栗」(323円)、「3種の至高カシューナッツミックス」(647円)、「3種のアーモンドミックス」(647円)、「アーモンド小魚大容量」(1079円)、「たっぷりベジタブルチップス」(539円)の5商品を手書きデザインにリニューアルして発売する。

 ありとあらゆる原価が上昇するなか、同社ではさまざまな企業努力により価格を維持しようと奮闘しているが、今回の商品では商品企画者自らが手書きしたデザインをパッケージに印刷することでデザイン費の削減が図られている。どれほどコストの削減に貢献しているのか疑問なところもあるが、担当者の目に見えない地道な努力の数々や家計を支えたいという情熱を表現しているとのことだ。

価格維持のために担当者の手書きデザインに?

 また、「ラベルレスツナ缶」においては、1月~2月頃にくじ付きの10缶パックが販売される予定。缶の隙間に当たり券が入っていると、ツナ10缶パックと引き換えできる。

くじ付きの「ラベルレスツナ缶」

 輸入商品では、10月に発売された「剥けるバナナパン」(215円)が人気だという。中国製造の商品だが、韓国で話題になり、同社ではその面白さに着目。バナナのように剥けるようになっているが、思いの外きれいに剥くのが難しい。もちろん、皮部分も食べられる。

剥けるバナナパン

 同社では、定番の人気商品についても常に品質改善に取り組んでおり、その一例として焼き芋が紹介されていた。収穫してすぐに蒸気で蒸すキュアリングを施し、倉庫で熟成させることで甘みを引き出しているほか、2023年から冬の出荷時に鮮度保持シートを使うことで温度変化による品質低下を防ぎ、2024年から洗浄工程の見直しを行なうことでおいしさを追求しているとのことだ。

焼き芋への情熱