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大阪王将“羽根のパリパリ感”が約2倍の「羽根つき餃子」など秋冬の冷凍食品を発表

2026年9月 発売
大阪王将の2026年秋冬の冷凍食品

 大阪王将の味を冷凍食品などで展開するイートアンドフーズは、2026年秋冬に向けた新商品の説明会を開いた。羽根のパリパリ感が約2倍に増した「羽根つき餃子」をはじめとするリニューアル品(全9品)、刺激と旨みのバランスを追求した「羽根つきスパイス肉餃子」などの新商品(全5品)を9月より順次、全国の量販店で販売する予定だ。

大阪王将の2026年秋冬の冷凍食品

発売日: 9月から順次
販売地域: 全国の量販店

羽根つき餃子

規格: 304g(餃子12個、たれ2袋)

看板商品の「羽根つき餃子」がリニューアル

 商品企画グループの担当者が、秋冬商品のポイントについて紹介した。リニューアルした「羽根つき餃子」は「現行商品よりパリパリ感がアップしました。穀物粉を増やして羽根の厚みをアップさせ、湿気に強い粉を使うことでパリパリ感をキープできるよう改良。その結果、焼きたてはもちろん、時間が経ってもパリパリ感が続くようになりました」と説明する。

羽根のついた12個の餃子

 筆者も試食したが、水も油も使わず、ただフライパンに並べて焼くだけで完成する、大阪王将の羽根つき餃子。こんがりと焼かれた立派な羽根を箸で切り分けると、なるほど音を立てるほどにパリパリとしている。そのお味は? 口に運ぶと羽根のほどよい食感、そして餃子の中からあふれ出る肉汁。肉の旨み、甘みも増しており、食べ応えがある。

ひと口で食べ切れる、ほどよい大きさ

 香り、風味もよい。担当者は「香味野菜の配合バランスを見直し、素材の風味を強化しています」と説明する。新たに追加されたローストガーリックの香りも食欲をそそる。気がつけば、もう1個、もう1個と餃子に手が伸びている。

羽根のパリパリ感に関する検証。焼き上がり直後は約2倍、時間が経っても継続することが数値の上でも確認された

 ちなみに商品企画グループでは羽根のパリパリ感について、デジタルフォースゲージと呼ばれる破断強度を調べる専用の機材でも検証している。その結果、焼き上がり直後の「羽根つき餃子」は、同社の従来品と比較して約2倍の強度が確認された。これをもって「羽根のパリパリ感が約2倍」としているそうだ。

羽根つきスタミナ肉餃子

規格: 302.8g(餃子12個、添付塩1袋)

ニンニクが増量した「羽根つきスタミナ肉餃子」

 このタイミングで「羽根つきスタミナ肉餃子」もリニューアルとなった。「羽根つき餃子」と同様に羽根のパリパリ感が向上したほか、あらびきニンニクも追加。ニンニク好きも唸る、ニンニク増し増し餃子にバージョンアップしている。担当者は「肉感もアップしています。疲れたとき、元気をつけたいときに食べてもらえたら」とアピールする。

羽根つきスパイス肉餃子

規格: 302g(餃子12個)

アルコールと一緒に食べることを想定した「羽根つきスパイス肉餃子」

 羽根つき餃子シリーズには、新たに「羽根つきスパイス肉餃子」も加わる。黒と白のダブルペッパー、唐辛子、ガーリックなど複数の香辛料を配合することで、奥行きのあるスパイス感を演出した。「肉のコクを活かしながら、玉ねぎの甘みもかけ合わせました。パリパリの羽根がスナッキーに感じられるところもポイントです。是非、アルコールのお供としてお楽しみください」と担当者。

ぷるもち水餃子

規格: 標準15個(255g)

リニューアルした「ぷるもち水餃子」。標準15個(255g)

「ぷるもち水餃子」もリニューアルとなった。スープにもお鍋にも相性がよい従来の特徴はそのままに、香り(生姜の増量+ごま油)、甘み(白菜の増量)、うま味が強化されている。豚汁に入れた「ぷるもち水餃子」を試食したが、味噌のやさしい味わいにもよく合っている。秋冬の温かい汁物に肉感をプラスしたいときに活躍してくれそうだ。

小籠包/たれ付き肉焼売

規格: 150g(小籠包6個)

「小籠包」150g(小籠包6個)と現行の「たれ付き肉焼売」

 リニューアルした「小籠包」は、コク深い濃厚スープが楽しめるようになった。担当者は「お肉を炊き、旨みと香りを引き出した白湯エキスを配合しました。後味にコク、旨みの余韻が残る設計にしています」と紹介する。生姜を増やすことで風味もアップ。保水性が増した皮が、旨みたっぷりの肉汁を逃さない。なお「小籠包」がリニューアルした一方で、「たれ付き肉焼売」は既存の商品を継続販売する。肉肉しく食べ応えのある1粒35gの大きな焼売は赤身と脂のバランスもよく、ジューシーな味わいが利用者から支持を得ている(同商品は、2025年10月度ジャパンフードセレクションでもグランプリを受賞した)。

肉汁大粒餃子

規格: 240g(餃子8個)

夫婦など少人数の世帯でも楽しめるようになった「肉汁大粒餃子」。240g(餃子8個)

 これまで24個入りのパッケージを展開していた「肉汁大粒餃子」シリーズには、新たに8個入りのパッケージが追加となる。このタイミングで肉汁は20%アップ。肉汁を逃さないよう、小麦粉の比率を高めて皮にコシを持たせる、といった改良も行なっている。

肉汁爆弾餃子

規格: 標準20個(700g)

ヤケド注意!!の「肉汁爆弾餃子」
「肉汁大粒餃子」(左)と、「肉汁爆弾餃子」(右)のパッケージ

「肉汁爆弾餃子」もリニューアルした。肉汁の量は10%アップとなり同社史上最高を更新。担当者は「圧倒的な肉汁体験をお届けします。肉汁を一滴残さず楽しめる、高い満足度を誇る商品です」と紹介。そのうえで「ヤケドにはご注意を!!」と呼びかける。

鬼のシビ辛まぜ麺

規格: 208g(めん160g)

新商品の「鬼のシビ辛まぜ麺」

 新商品の「鬼のシビ辛まぜ麺」は、花椒の香りとシビれ、辛さが特徴のいわゆる汁なし麺。豆板醤、ごまをブレンドして花椒で香り付けをした特製ダレを使い、甜麺醤・芝麻醤・豆板醤で仕上げた肉みそ+ネギをトッピングする。麺は、コシのある中太麺を採用。試食したところ、本格的なピリっとした辛さに舌先が痺れる感覚があった。ほどなく吹き出る汗。この辛さがやみつきになり、気がつくと完食していた。

素材のおいしさを活かした商品づくり

株式会社イートアンドフーズ 取締役専務執行役員 商品本部 本部長 山本浩氏
素材のおいしさを活かした商品づくりへ

 イートアンドフーズの山本浩氏は2026年度の下半期から、あらためて素材のおいしさを活かした商品づくりに取り組んでいく考えを示す。「かねてから当社では、顔の見える生産者の皆さまと商品づくりをします、5つの食品添加物は使いません、と宣言してまいりました。私どものフィロソフィーとして、なお一層この取り組みに力を入れると同時に、香り・旨み・食感を高める技術開発、旬や産地の魅力を活かした商品づくり、素材の鮮度をキープする冷凍技術の開発、といったことにも注力してまいります。大阪王将では今後も、産地とのつながり、エコシステムを大事にしながら、消費者からは『大阪王将の冷凍食品を選びたい』『冷凍食品だから食べたい』と思ってもらえるような新商品をお届けしていきます」と言葉に力を込める。

新 素材のおいしさマークが目印になる

 ちなみにイートアンドフーズでは2018年ごろから、全国の生産者が育てた素材のおいしさを食卓に届けたいという想いから、味わい・香り・彩りに関わる食品添加物5つ(食品添加物としての調味料、着色料、香料、甘味料、発色剤)を使用しない商品づくりを推進している。商品にも視認性の高いマークを付けて訴求してきたが、2026年秋冬商品からはハート型の「新 素材のおいしさマーク」にリニューアルする。担当者は「素材本来のおいしさを大切にした商品であることが一目で伝わるデザインに刷新しました」と説明している。