インタビュー

オンライン忘年会を全力でサポートする「nonpi foodbox」

「nonpi foodbox」を使ってのオンライン飲み会

 これから忘年会や新年会のシーズンがやってくるが、緊急事態宣言が解除されたとはいえ、例年のように盛大に開催というわけにはいきそうもない。そこで注目されるのがオンライン飲み会だ。

 開催にあたっては、時間を決めて、各自が食べ物や飲み物を用意して……、という流れになるが、そうした煩わしさを解決してくれるサービスがある。「nonpi foodbox」なるサービスを運営するnonpi フードデリバリー事業部長の綿貫貴大氏に、その魅力を聞いた。

――nonpi foodboxのサービスの全体像を教えてください。

綿貫氏
 お食事と飲み物を1つのセットにして、ご自宅に届けるフードデリバリーサービスです。複数人のオンラインコミュニケーションで使えるのが特徴で、飲み会や懇親会、ランチ、大型イベントなど、幹事さんに申し込んでいただき、参加者それぞれに届けることができます。コミュニケーションフードというところが特徴的で、片手で取って一口で食べやすいサイズにこだわってます。また、メニューラインナップもお酒に合うアラカルトのつまみ、ピンチョスや、シメのお食事、プランによってはデザートもついた内容です。

 個々の参加者がお好きなドリンクを選ぶことも可能で、お酒を飲まない方もソフトドリンクを選べるようになっています。また、11月から新しい機能として、食事も予算ごとに個人で選択できる機能も追加されました。

 料金には全国配送の送料も含まれており、クレジットカード決済のほか、法人向け用に請求書払いの仕組みも導入しています。

nonpi フードデリバリー事業部長の綿貫貴大氏

――ちなみに、社名でもある「nonpi」の由来は?

綿貫氏
「もう、腹ペコにさせないよ!」を意味するイタリア語「non piu fame」(ノンピウファーメ)です。英語で言うと「no more hungry」です。実は、我々が最初に始めた事業が飲食店の運営でした。その後、ランチケータリングなどのフードデリバリーを展開し、昨年nonpi foodboxのサービスをローンチしました。

――サービスとしては、主なターゲットはどんなところになるのでしょう?

綿貫氏
 主なターゲットは法人です。利用シーンとしては、懇親会、飲み会、ランチ会、研修、イベントでの食事にお使いいただくケースが多く、これからの季節では忘年会や新年会でもお使いいただけると思います。

 とくに全国に拠点がある企業だと、そもそもコロナ前でも集まりにくいという状況があったのですが、オンラインであれば、どこにいても参加可能なので、そこにフードを付けて楽しんでいただいているケースが多いです。

 もちろん、個人のお客さまからのご注文もいただいています。1個から注文できるので、ちょっとしたご褒美にもおすすめです。

――どんな手順で利用することになるのでしょうか。

綿貫氏
 非常にシンプルで、ご注文者さま(幹事)はnonpi foodboxのサイトより価格帯を選んでいただき、全員の料理を同じ種類にするのか、各個人で選べるようにするのかを選択し、人数を入力すれば申込完了です。参加者フォームというURLがあるので、こちらを参加者全員にチャットやメールで共有いただき、各個人が食事やドリンクを選ぶと、前日~当日に一式が届くという流れです。

――現状、幹事がまとめて支払う形になっていますが、参加費を集めて開催する飲み会などを想定すると、日にちとメンバーだけを決めて、各個人が支払うような形の方が、幹事としては負担が減ってうれしいのではないかと思うのですが。

綿貫氏
 そうですね。そういったお声も一部いただいておりますので、今後もサービスをプラッシュアップしていければと思います。

――一番人気のプランはどれになるのでしょう?

綿貫氏
 一番人気は4500円のプランですね。企業の予算で使われることが多いので、税込で5000円以下になる4500円のプランが経費精算しやすいという背景もあるようです。個人ごとにメニューを選べるプランも人気です。

――同じ釜の飯じゃなきゃ、というわけでも無いんですね。

綿貫氏
 そこは企業文化が現れるところだと思います。食事が同じでも異なっても、食事を通したコミュニケーションを楽しんでいただいていますね。サービス開始から約1年で約5000社の企業さまにご利用いただいており、ユーザーさまからの要望で一番多かった声ですから、満足いただけている機能だと思います。

――注文の期限が4日前までということなのですが、さらに短縮することはあり得るのでしょうか。

綿貫氏
 元々は7営業日前までの注文締切だったのが、5営業日に短縮し、今は土日を含めて4日前まで短縮しました。ですが、それでも「前日や当日に届けて欲しい」という声もいただいてますので、引き続きここの開発に力を入れていきます。

食べ物と飲み物がまとめて届く

――これから忘年会のシーズンがやってきますが、何か特別な施策を実施する予定はありますか?

綿貫氏
 大きく3つありまして、1つは「忘年会プラン」です。企業の忘年会を盛り上げる4500円のプランで、食事・ドリンク・デザートのほかに今年の時事ネタクイズのクッキーが付いてくるというのが特徴です。

 2つめは、「総額1000万円キャンペーン」です。nonpi foodboxをご注文いただいたお客さま全員にチャンスがある企画で、Amazonギフトカードや宿泊チケットなどの特典を用意しています。

 3つめは、「無料相談会」です。食事のお悩みに関わらず、オンラインでの忘年会をどう進行すればいいのかなども含めてフードプランナーが無料で相談ります。アドバイスやノウハウの伝授をさせていただきます。

――御社がライバルだと考えているのは、どんな企業なのでしょうか?

綿貫氏
 やはりフードデリバリーサービスの事業者さんの動きは気になります。ですが、差別化として、nonpi foodboxは、定番プランからボリュームのあるプラン、有名店コラボプランやサステイナブルに取り組んだプランなど豊富なラインナップです。また、全国のご自宅(指定場所)へ配送が可能(一部地域除く)、一括請求で法人の決済に最適、幹事が個人情報を集めずにお届けできる、幹事専用の管理ページで進捗確認できる、配送トラブルなどの返金対応や当日配送などの安心保証、1日最大3万人まで可能など、幹事の負担を最小限に抑えていることで、リピーターも増えています。

――現時点で認識されている課題などがあれば教えてください。

綿貫氏
 1つは認知ですね。もっともっとnonpi foodboxのサービスを知っていただきたいです。オンラインでもコミュニケーションを取りながら食事を楽しめることや、そのコミュニケーションがリモートワーク化における企業の課題解決にも繋がっていることもありますので、使い方次第で「ただの食事」にはならないことです。

 もう1つは、サステイナブルな取り組みです。まずは食材に関して大豆ミートのような植物由来のものを使った、健康志向の方やヴィーガンの方も楽しめるようなプランを用意しましたが、今後は容器の脱プラスチック化などにも取り組んでいきたい考えています。

――新メニューの開発に際しては、どんなところを工夫しているのでしょうか。

綿貫氏
 マーケティングを非常に大事にしていまして、世の中のトレンドを商品開発に反映させています。今ですと、サステイナブルであったり、健康、低糖質といったあたりでしょうか。ユーザーアンケートも頻繁に行なっており、お客さまの声を元に商品を開発しています。

――本日はお忙しい中、ありがとうございました。