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緑に囲まれた開放的な空間でボジョレー ヌーヴォーと料理を楽しむ「ヌーヴォーウィーク2024」スタート

2024年11月22日~24日 営業

左からジョルジュデュブッフ社取締役のアドリアン デュブッフ・ラコンブ氏とフレンチシェフのGeorge(ジョージ/吉田能)氏

 サントリーは「ジョルジュ デュブッフ ボジョレー ヌーヴォー 2024」など、フランス産新酒ワイン5種の発売にあわせ、ボジョレー ヌーヴォーを楽しむための「ヌーヴォーウィーク2024」を東京・南青山で開始した。

 緑に囲まれた開放的な空間が特徴の「SHARE GREEN MINAMI AOYAMA」において、ボジョレー ヌーヴォーと料理のマリアージュを味わうことができるものになっている。

 オープニングイベントでは、フランスからジョルジュデュブッフ社取締役のアドリアン デュブッフ・ラコンブ氏がかけつけ、ペアリングする料理を考案したレシピ動画配信で人気のフレンチシェフGeorge(ジョージ/吉田能)氏とともにヌーヴォーウィークの開幕を乾杯で祝った。

開放感のある会場で旬のボジョレー ヌーヴォーを味わえる

ヌーヴォーウィーク2024

会場: SHARE GREEN MINAMI AOYAMA(東京都港区南青山1-12-32
アクセス: 東京メトロ銀座線/半蔵門線・都営大江戸線 青山一丁目駅 4番(南)出口から徒歩約4分、東京メトロ千代田線 乃木坂駅 5番出口から徒歩4分
営業期間: 2024年11月22日~24日
営業時間: 11時~19時/ラストオーダー18時30分(最終日24日は18時まで/ラストオーダー17時30分)
料金:
・「飲食用チケット10枚つづり+専用グラス付き」(4000円)
・「飲食用チケット5枚つづり+専用グラス」(2000円)
Webサイト: ヌーヴォーウィーク2024

 フランス・ブルゴーニュ地方のボジョレー地区で、その年に収穫したぶどうを醸造した新酒ワイン「ボジョレー ヌーヴォー」は毎年11月の第3木曜に解禁となる旬のワインとして知られている。

 サントリーとジョルジュ デュブッフは1996年に提携してから25年以上にわたり新酒の解禁を楽しむ文化を伝承してきたが、今年は自然の恵みを活かしてつくったボジョレー ヌーヴォーの魅力をより伝えられるようにデザインを刷新。「ジョルジュ デュブッフ」ブランドならではの花々のモチーフはそのままに、水彩画風の色味によって、ボジョレー地区のぶどう畑に差し込む日差しの温かみや自然の明るさを表現している。

ジョルジュ デュブッフ ボジョレー ヌーヴォー 2024

・「ジョルジュ デュブッフ ボジョレー ヌーヴォー 2024(赤/ライトボディ)」(750mL、375mL、3000mL)
・「ジョルジュ デュブッフ ボジョレー・ヴィラージュ ヌーヴォー 2024(赤/ライトボディ)」(750mL、375mL)
・「ジョルジュ デュブッフ ロゼ ヌーヴォー 2024 ルーゼ(ロゼ/辛口)」(375mL)
・「ジョルジュ デュブッフ オレンジ ヌーヴォー 2024(その他/辛口)」(375mL)
・「ジョルジュ デュブッフ ボジョレー・ヴィラージュ ヌーヴォー セレクション プリュス 2024(赤/ミディアムボディ)」( 750mL)

ジョルジュ デュブッフ ボジョレー ヌーヴォー 2024

 オープニングイベントでアドリアン デュブッフ・ラコンブ氏は、今年のボジョレー ヌーヴォーを「果実が踊るようなジュワっとジューシーな味わい」と表現。ボジョレー ヌーヴォーに使われる黒ブドウ「ガメイ」の生育は、7月までは雨が多かったものの8月から晴天が続いて一気に完熟へ向かい、2023年と比較してよりフレッシュさを感じるものに仕上がったという。

2024年のボジョレー ヌーヴォーを説明するアドリアン デュブッフ・ラコンブ氏

 ペアリングする料理を考案したGeorge氏はレシピ動画でも知られるが、国内外の星つきレストランで料理人としてのキャリアを積んできており、2022年11月からは東京・白金台のレストラン「CIRPAS」でシェフとして腕を奮い、オープン初年度からミシュランのセレクテッドレストランに選出されている。

 George氏によると、マリアージュを考えるときにはワインの色とあわせることや、ワインがつくられるその背景から考えることが多いという。今回考案した料理は3種類で、赤ワインとあわせるのは「旬のりんごを使った、豚バラ肉の赤ワイン角煮 さつまいものピューレ添え」、オレンジワインとあわせるのは「ホタテのオレンジカルパッチョ 旬の柿と柑橘のソース」、ルーゼ(ロゼ)ワインとあわせるのは「サーモンのミキュイ 旬のカリフラワーのピューレ添え」となっている。

ペアリングする料理を説明するGeorge氏

 記者も試食したが、豚バラ肉の赤ワイン角煮はソースの甘さと新酒の赤ワインのフレッシュさが納得のマッチングで、リンゴのジューシーさとワインの果実のようなジューシーさが心地よくあわさってくれる。ホタテのオレンジカルパッチョとあわせるのは、日本でもだいぶ広まってきたオレンジワイン(白ぶどうの果皮や種も一緒に発酵させるワイン)。白ワインのキレではなくオレンジワインらしい少し強調された渋みや旨味が、フルーツ系のソースで味わうホタテのおいしさをより際立たせているように感じられた。サーモンは生でも焼くのでもなくミキュイ(半生)に仕上げられていて、ロゼワインともよくあう。ロゼといってもジョルジュ デュブッフ的にはルーゼ(「ロゼと赤の間」という意味の造語)という赤寄りの性格がよりあるもので、まろやかな旨味をより感じられる組み合わせにに思えた。

「ジョルジュ デュブッフ ボジョレー ヌーヴォー 2024(赤/ライトボディ)」×「旬のりんごを使った、豚バラ肉の赤ワイン角煮 さつまいものピューレ添え」
「ジョルジュ デュブッフ オレンジ ヌーヴォー 2024(その他/辛口)」×「ホタテのオレンジカルパッチョ 旬の柿と柑橘のソース」
「ジョルジュ デュブッフ ロゼ ヌーヴォー 2024 ルーゼ(ロゼ/辛口)」×「サーモンのミキュイ 旬のカリフラワーのピューレ添え」

 ヌーヴォーウィーク2024は期間中、特別ゲストを招いてのトークセッションや音楽の演奏、プレゼントが当たる抽選会などを実施している。緑に囲まれた開放的な空間で新酒と料理のペアリングを楽しんでみては。

フラワーアーティスト木村貴史氏による、ボジョレー ヌーヴォーのラベルの花柄をイメージしたフォトブースも

ジョルジュ デュブッフ ボジョレー ヌーヴォー 2024

色/タイプ: 赤/ライトボディ
容量: 750mL、375mL、3000mL

ジョルジュ デュブッフ ボジョレー ヌーヴォー 2024

 ジョルジュ デュブッフのボジョレー ヌーヴォーの象徴的存在として、創業者ジョルジュ デュブッフ氏のブレンドの思想が受け継がれているライン。中味は果実や花の香りがあふれ、軽やかでフルーティな味わいで、ボジョレー ヌーヴォーらしい魅力を感じられる。

ジョルジュ デュブッフ ボジョレー・ヴィラージュ ヌーヴォー 2024

色/タイプ: 赤/ライトボディ
容量: 750mL、375mL

ジョルジュ デュブッフ ボジョレー・ヴィラージュ ヌーヴォー 2024

 ボジョレー・ヴィラージュ地区の畑から収穫されたぶどうだけを厳選した「ワンランク上のボジョレー ヌーヴォー」で、より凝縮した果実感や花束のような香りと濃密で滑らかな味わいが特徴。

ジョルジュ デュブッフ ロゼ ヌーヴォー 2024 ルーゼ

色/タイプ: ロゼ/辛口
容量: 375mL

ジョルジュ デュブッフ ロゼ ヌーヴォー 2024 ルーゼ

 フランス語の造語「ロゼと赤の間」という意味の「ルーゼ」を冠したワインで、セニエ法と呼ばれるぶどうの果皮をワイン果汁に漬けて短時間醸造するひと手間を加えることで、赤いベリーなどの豊かな果実味が詰まったふくらみのある味わい、ほどよい渋さとコクが感じられる辛口に仕上がっている。

ジョルジュ デュブッフ オレンジ ヌーヴォー 2024

色/タイプ: その他/辛口
容量: 375mL

ジョルジュ デュブッフ オレンジ ヌーヴォー 2024

 白ぶどうの果皮や種を果汁とともに発酵してつくられたオレンジワインで、フレッシュな爽やかさの中に、ジューシーなオレンジや白桃のような風味が感じられる。

※ボジョレー地区のぶどうを使っていないため、「ボジョレー ヌーヴォー」ではない

ジョルジュ デュブッフ ボジョレー・ヴィラージュ ヌーヴォー セレクション プリュス 2024

色/タイプ: 赤/ミディアムボディ
容量: 750mL

ジョルジュ デュブッフ ボジョレー・ヴィラージュ ヌーヴォー セレクション プリュス 2024

 ボジョレー地区全体で3000軒ある生産者から、ジョルジュ デュブッフがその年最良と認めた「トップキュベ」のみを厳選し、収穫したばかりのぶどうが持つ本来の果実感がよりそのまま感じられるよう、冷却ろ過をあえて行なわないノンチルフィルタード製法によりし、凝縮感があり深みのある味わいにブレンドした1本。