おいしさの秘密と私のこだわり

仕入れ歴40年のベテランえびバイヤー入魂の「世界の海老食べ比べ」

世界の海老食べ比べ:528円

FOOD & LIFE COMPANIES 仕入課の福本武史氏(中央)と商品開発課の大塚大介氏(左)、藤田慎也氏(右)

 スシロー(FOOD & LIFE COMPANIES)は、9月8日~19日の期間限定で「世界の海老食べ比べ」を販売している。同社 仕入課の福本武史氏と商品開発課の大塚大介氏、藤田慎也氏にこだわりのポイントを伺った。

――商品開発の経緯を教えてください。

藤田氏:スシローで使用している海老は、仕入れ歴40年のベテランえびバイヤーが、世界中から厳選して美味しい海老を仕入れているので、今回の「世界のうまいもん祭」のフェアをやる上で必ず使用したいと思っていました。海老のお寿司の魅力を存分に引き出した一皿として開発しました。それぞれの海老の持つ、甘さや食感の違いを楽しんでいただけるように店内調理などのひと手間を惜しまず仕上げました。また、見た目の華やかさにもこだわり、迫力のあるビジュアルが印象に残ります。

――どんな特徴があるのでしょうか。

大塚氏:世界各地で獲れた3種類の海老を、それぞれの特長を活かして楽しめる贅沢な一皿です。天然のメキシコブラウン海老は、昔ながらのすし屋で火を通した時に一番うまいと言われており、棒寿司にして引き締まった身をご堪能いただけます。

 鮮度抜群の天然のぼたん海老はトッピングしたランプフィッシュキャビアの塩味が、ぼたん海老の甘くねっとりとした身の味をさらに引き立たせ、店内揚げした頭は海老味噌までお楽しみいただけます。

 マダガスカル産の海老は、ぷりっとした食感で、本来の味を楽しめるよう生で、頭も店内で揚げました。

世界の海老食べ比べ

――仕入れのときに、苦労したことやこだわったことはありますか。

福本氏:棒寿司に使用しているメキシコブラウンエビは、天然もので漁次第のため、なかなか集めるのが難しいです。また、最大級のサイズを厳選しており、必要な数量を仕入れることに苦労しました。そして、この海老本来の味を冷凍しても残せるように、店舗で殻をむくところから手間ひまかけています。

――どんな人に食べてもらいたいですか?

大塚氏:海老のことならなんでも知っているえびバイヤーが目利きし、世界中から厳選した海老を店内でひと手間を加えた、自信をもってご提供できる商品です。海老好きの方にはもちろん多くの方に食べていただき、3種類の海老のそれぞれのおいしさを知っていただきたいです。

 ボリューム感もある商品ですので、ご家族とも分けてお召し上がりいただけることもできるのでおすすめです。