おいしさの秘密と私のこだわり
動物性食材を使わずにおいしさを追求したモスの「グリーンバーガー＜テリヤキ＞」
2021年10月6日 10:30
- グリーンバーガー＜テリヤキ＞：580円（単品）
モスバーガー（モスフードサービス）は、動物由来の食材を使用しないテリヤキバーガー「グリーンバーガー＜テリヤキ＞」を発売した。同社 第一商品開発グループの上村優氏に開発の背景やこだわりのポイントを伺った。
――商品開発の経緯を教えてください。
上村氏：昨今のフードダイバーシティにより、食文化や食習慣、あらゆる思想、老若男女、外国人の方などへの柔軟な対応が求められており、多様化するニーズに応えるため、2020年3月に「グリーンバーガー」を発売しました。
今回第2弾として「グリーンバーガー＜テリヤキ＞」の発売に至りました。モスが元祖の「テリヤキバーガー」を動物性食材と五葷を使わずに表現しています。
――どんな特徴があるのでしょうか。
上村氏：モスバーガー店舗（特殊店を除く）として初めて「パキッテ」を採用しており、ソースを別添えでご提供します。お客さまがソースの量を自由に調整することができるため、ご自身のお好きな量にカスタマイズしながらお楽しみいただけます。多様化する食のニーズに対して、食材だけでなく、食べ方の視点でも新しい楽しみ方をご提供してまいります。
――こだわりのポイントは？
上村氏：パティ、バンズ、ソース全てにおいて、動物性食材と五葷を使用せずに仕立てています。今回は特に、ソースにこだわり、グリーンバーガー専用のテリヤキソースは、てんさいを原料とした砂糖を使用してあっさりとした甘みを出し、マスタードとブラックペッパーでキレを出しました。動物性食材不使用ながらも、旨みやコクが感じられるテリヤキソースに仕上げました。
グリーンマヨソースは、マヨネーズの主原料である卵にかわるコクを出すために枝豆を配合し、「グリーンバーガー」のイメージカラーである緑色のソースに仕上げました。
――どんな人に食べてもらいたいですか？
上村氏：フレキシタリアンの方や、たまにはお肉をお休みしたい方などにおすすめです。また、あっさりとしたテリヤキバーガーに仕立てましたので、テリヤキバーガーをあまり食べたことのない方にも、一度召し上がっていただきたい商品です。
