おいしさの秘密と私のこだわり

“新・ていねい製法”で新しくなった「金麦」

サントリービール マーケティング本部 ブランド戦略部の斎藤圭世氏

 サントリービールは、「金麦」をリニューアル発売した。同社 マーケティング本部 ブランド戦略部の斎藤圭世氏に開発の背景やこだわりのポイントを伺った。

――商品開発の経緯を教えてください。

斎藤氏:「金麦」は、麦のうまみにこだわった“幸せな家庭の食卓に最もふさわしい新ジャンル”をコンセプトとして、2007年の発売以来、多くのお客さまにご愛飲いただいています。発売から16年目を迎え、新型コロナウイルス感染症拡大に伴う外出自粛の影響もあり、家での過ごし方が大きく変化しています。そうした変化の中で、「家で過ごす時間をもっと充実させたい」というお客さまのニーズに応えるべく、中味・パッケージを刷新しました。

――どんな特徴があるのでしょうか。

斎藤氏:中味は、過去最大量の麦芽を使用し、「新・ていねい製法」と呼んでいる、金麦独自のこだわりにより、澄んだ後味はそのままに、より麦のうまみを感じられる味わいを実現しました。パッケージは、「金麦」ブランドで初めて縦書きのロゴを採用し、こだわりの素材や製法をあわせて記載することで、家で過ごす時間にふさわしい、丁寧にまごころ込めて仕上げたおいしさを表現しています。

金麦

――こだわりのポイントは?

斎藤氏:「新・ていねい製法」の1つとして、“季節に寄り添う四季の味”があります。日本は四季があり、食卓には春夏秋冬、それぞれ旬の食材を使ったメニューが並びます。そういった季節の食とともに年中おいしく楽しめることを目指し、春はかろやか、夏は爽やか、秋はまろやか、冬は豊かというコンセプトで季節に合わせて味わいを整えています。

――どんな人に飲んでもらいたいですか?

斎藤氏:金麦は、飲まれる方の毎日の食卓や家時間がもっと豊かに、もっと幸せになって欲しいという想いで作っています。慌ただしい日々の中でも、自分のペースで家時間を愉しみたいと思っている全ての方に、ぜひ楽しんでいただきたいです。

――ありがとうございました。