おいしさの秘密と私のこだわり

職人技で“果実以上に果実なおいしさ”を目指した「CRAFT-196℃」

サントリースピリッツ RTD・LS事業部RTD部の吉田祐也氏

 サントリースピリッツは、職人技で“果実以上に果実なおいしさ”を目指して開発した缶チューハイ「CRAFT-196℃」を発売した。同社 RTD・LS事業部RTD部の吉田祐也氏に開発の背景やこだわりのポイントを伺った。

――商品開発の経緯を教えてください。

吉田氏:直近、家庭での飲酒時間の増加などライフスタイルの変化により、お客さまが缶チューハイに求めることが多様化し、特に味わいへの期待が高まっています。それを受けて、「本当においしいチューハイをお届けしたい」という想いを元に、当社独自のこだわり原料酒とつくり手のアイデアで、果実の特長が引き立つおいしさのチューハイを開発しました。チューハイ好きのお客様に、楽しく過ごせるチューハイ時間を届けたいと考えています。

――どんな特徴があるのでしょうか。

吉田氏:当社独自の-196℃製法による果実浸漬酒と、洋酒開発の技術・知見を結集した生産拠点である大阪工場スピリッツリキュール工房で仕込んだ原料酒、そのほか厳選した原料をつくり手の巧みな技でブレンドして、果実の特長が引き立ったおいしさに仕上げています。

CRAFT-196℃

――こだわりのポイントは?

吉田氏:私たちが目指したのは、「果実以上に果実なおいしさ」の実現です。こだわりの原料酒に加え、つくり手の“アイデア”によって、果実を引き立たせる隠し味をブレンドしました。生の果実では感じられない、チューハイで味わうからこそ感じられる「果実以上に果実なおいしさ」で、飲んでいただくお客さまに感動をお届けできたらと思います。

 デザインについては、鮮やかな市松模様でチューハイらしい明るさや楽しさを伝えるとともに、つくり手が巡らせた想いやものづくりのこだわりを缶上部のポットスチルのイラストで表現しました。

――どんな人に飲んでもらいたいですか?

吉田氏:チューハイが好きで日常的に飲用しているお客さまに、食中をはじめとしながら幅広いシーンで飲んでいただきたいです。

――ありがとうございました。