おいしさの秘密と私のこだわり

UCC ドリップポッド、豆の産地の特徴や味わいを引き立たせるリニューアル

ソロフレッシュコーヒーシステム UCCドリップポッド アシスタントマネージャーの進裕子氏

 UCCは、カプセル式ドリップコーヒーシステムの「UCC ドリップポッド」のカプセルラインアップを9月1日にリニューアルする。ソロフレッシュコーヒーシステム UCCドリップポッド アシスタントマネージャーの進裕子氏に開発の背景やこだわりのポイントを伺った。

――商品開発の経緯を教えてください。

進氏:「ドリップポッド」のカプセルは、2020年3月にリニューアルしました。当時からコンセプトとして掲げる“世界中を旅するように味わえる”をさらにブラッシュアップするため、それぞれのカプセルにメインで使用しているコーヒー豆の産地の特徴や味わいを引き立たせることに着目しました。

 UCCが創業当時から培ってきた、ブレンドや焙煎のノウハウを生かし、従来よりも産地の個性を引き立たせた香りや味わいに仕上げています。味わいをブラッシュアップすることで、コーヒーの風味や味わいってこんなに豊かでバリエーションがあるのだという驚きやワクワク感を多くの人に届けたいという想いで開発しました。

――どんな特徴があるのでしょうか。

進氏:とくに「鑑定士の誇りシリーズ」の味づくりにはこだわりました。ブラジル原料を熟知したコーヒー鑑定士監修のもと、ブラジルの風味特長や可能性を探求した自信作です。UCCにとってブラジルは、現地での品質コンテストの開催や契約農園での農事支援活動を通じて、長年品質向上に取り組んできた歴史があり、思い入れのある特別な産地のひとつと言えます。

 ブラジルといえば、多くの日本人にとって平凡で飲みなれたバランスの良いコーヒーというイメージが強くあると思いますが、本当のおいしさを知る私たちだからこそ、ブラジルの新たな個性を引き出した味わいに仕上げることができると考え、開発にあたりました。

――どんな人に飲んでもらいたいですか?

進氏:新カプセル「ホンジュラス&コロンビア」を加え、ドリップポッドのコーヒーカプセルは全12種類あります。幅広いカプセルバリエーションを展開するドリップポッドだからこそ、味わいのみでなくコーヒーのさまざまな側面を知り、楽しんでもらうことができると考えています。

“世界を旅するように味わえる”ドリップポッドのコーヒーで、自宅で本格的なコーヒーを手軽に楽しみたいという方に、産地のストーリーと味わいを共に届けることで、新たなコーヒーとの出会いを楽しんでいただけたら嬉しいです。

――ありがとうございました。