おいしさの秘密と私のこだわり

カカオ豆の皮をアップサイクルした「カカオ京せんべえ」

ビオスタイル マーケット事業部の赤嵜すおみ氏

 ビオスタイルは、「カカオ京せんべえ」を販売している。今回はマーケット事業部の赤嵜すおみ氏に開発の背景やこだわりのポイントを伺った。

――商品開発を行なう上でのこだわりを教えてください。

赤嵜氏:GOOD CACAOシリーズはカカオのアップサイクルに取り組んでいますが、環境に配慮するだけではなく、また食べたい、だれかに贈りたい、と思っていただけるおいしさにこだわりました。享和3年創業 京菓子司 亀屋良長にレシピ監修をいただき、卵をあえて使わずカカオの風味を活かしながら、昔懐かしい味わいを残すため煎餅本来の味とのバランスを考え抜きました。職人の手で丁寧に焼き上げた、パリパリ食感の本格的な煎餅に仕上がっています。

――どんな特徴があるのでしょうか。

赤嵜氏:チョコレートのような風味がする煎餅ですが、実はこれはビーントゥーバーチョコレート作りでカカオ豆をローストする際に副産物として出る、カカオハスク(カカオ豆の皮)という本来活用されない部分です。野菜の皮に栄養があるように、カカオポリフェノールなど栄養が豊富で、心がホッとする豊かな香りを持つカカオハスクをアップサイクルした、人にも地球にもうれしい新しい煎餅です。

カカオ京せんべえ

――どんな人に食べてもらいたいですか?

赤嵜氏:カカオ香る素朴ながら本格的な味わいで、老若男女問わず手軽に贈れる手土産としてぜひ手にとっていただきたいです。卵不使用で、ミネラル豊富な古代小麦を使用しているので体を気遣う方にもお喜びいただけると思います。煎茶やホットミルクとのペアリングもおすすめで、おうちでのホッと一息つく時間のお供になれたらとてもうれしいです。あんこや、あんこ+バターをのせて食べても絶品です。

――ありがとうございました。