おいしさの秘密と私のこだわり

微発酵茶葉で苦みのない爽快な味わいを目指した「アサヒ 颯」

アサヒ飲料 マーケティング二部 無糖茶グループの山田謙太氏

 アサヒ飲料は、3月4日に「アサヒ 颯」をリニューアル発売した。今回はマーケティング二部 無糖茶グループの山田謙太氏に開発の背景やこだわりのポイントを伺った。

――商品開発の経緯を教えてください。

山田氏:約1万2000名の声を収集し、緑茶の「苦味」を苦手としているユーザーが多いことが分かり、すっきり飲みやすく爽快な緑茶が新時代の緑茶であると考え、開発に至りました。そこで注目したのが微発酵茶葉の華やかで爽やかな「香り」です。「アサヒ 颯」の味わいと香りは若年層を中心としたユーザーにも評価されており、2025年のリニューアルではさらに香り高く爽快な味わいに仕上げました。

――どんな特徴があるのでしょうか。

山田氏:微発酵茶葉を一部使用しています。微発酵茶葉は、収穫後の茶葉を萎凋して(しおらせて)わずかに発酵(微発酵)させた緑茶です。微発酵によって生まれる華やかで爽やかな香りを生かした味わいが「アサヒ 颯」の最大の特徴です。

アサヒ 颯

――こだわりのポイントは?

山田氏:茶師の中でも日本最高位である茶師十段の資格を持つ、酢田恭行氏に監修いただき、今までの緑茶とは異なる新しい時代の「おいしい緑茶」を突き詰めました。

――どんな人に飲んでもらいたいですか?

山田氏:苦みのない、爽快な味わいの緑茶を楽しみたい。仕事中こまめなリフレッシュをしたい。そんなユーザーに、ぜひ「アサヒ 颯」を飲んでいただきたいと思います。

――ありがとうございました。