おいしさの秘密と私のこだわり

苦味とキレが融合した新スタンダードビール「アサヒ ザ・ビタリスト」

アサヒビール 新ブランド開発部の山田佑氏

 アサヒビールは、スタンダードビールの新作「アサヒ ザ・ビタリスト」を4月15日に発売した。今回は新ブランド開発部の山田佑氏に開発の背景やこだわりのポイントを伺った。

――商品開発の経緯を教えてください。

山田氏:私たちが着目したのはビールが持つ「苦味」です。すべてのビール好きをワクワクさせるような苦味のうまさを楽しむ新しいビールをつくりたい、という想いから商品化に至りました。商品名の「ビタリスト」は“苦みを愛する大人”という敬意が込められています。

――どんな特徴があるのでしょうか。

山田氏:このビールは、爽快な苦味がもたらす突き抜けるうまさと、柑橘の皮のようなビターでクリーンな香り、スッキリとした後味が特徴です。苦味とコクのある重たいビールではなく、もう一口飲みたくなる「苦味」と「キレ」が合わさった新しいタイプのビールです。

アサヒ ザ・ビタリスト

――こだわりのポイントは?

山田氏:「苦味」と「キレ」のバランスです。ホップには爽やかな香りと苦みが特徴の「タラス」と「ヘルスブルッカー」を一部使用し、「スーパードライ」に使用している「318号酵母」を採用しています。これにより、「苦み」がありながら、あと残りせずスッと消える爽やかな味わいを実現しました。

――どんな人に飲んでもらいたいですか?

山田氏:ビールが好きな方はもちろん、ビールの苦みが「飲みにくいな」「重いな」と感じている方にもぜひ味わっていただきたいです。今までの苦いビールとは異なる、「苦い=うまい」という新しい感覚を体験していただければと思います。

――ありがとうございました。