おいしさの秘密と私のこだわり

ビールが苦手な人にもオススメの「キリン一番搾り ホワイトビール」

キリンビール マーケティング担当の森瀨夏実氏

 キリンビールは、4月15日に「キリン一番搾り ホワイトビール」を発売した。今回はマーケティング担当の森瀨夏実氏に開発の背景やこだわりのポイントを伺った。

――商品開発の経緯を教えてください。

森瀨氏:一番搾りにとって「糖質ゼロ」以来5年ぶりの新定番商品です。実は「白ビールを出そう」が出発点ではなく、今の時代のお客さまの「自分時間に手に取りたいお酒」ってなんだろう? という問いが出発点です。「ビール=自分向けではない」、また味も「重い、苦い」といったイメージがあるお客さまに対し、そうしたイメージを覆すような提案ができればと思いました。

――どんな特徴があるのでしょうか。

森瀨氏:一部使用している小麦麦芽のやわらかで繊細なうまみを一番搾り製法で引き出した、飲みやすくかろやかなおいしさが特徴です。無濾過製法で仕上げているので、やわらかな口当たりが楽しめます。見た目も、少し濁りがあって明るい色味になっているので、普段は缶から飲まれる方も、ぜひグラスに注いでみていただきたいです。

キリン一番搾り ホワイトビール

――こだわりのポイントは?

森瀨氏:パッケージは「シンプルで洗練された、今の時代らしい上質感」がポイントです。ビールブランドでは珍しいアシンメトリーなデザインを採用しており、シンプルさ・余白感が際立つようになっています。「棚で目立つ」だけでなく「生活に取り入れたくなる」デザインを目指しました。

――どんな人に飲んでもらいたいですか?

森瀨氏:「ビールは別に嫌いじゃないけど、なんとなく自分では普段買わないな……」という方にも、「こんなビールがあったんだ」と喜んでいただきたいな、という想いで開発しました。ビール好きな方はもちろん、ビールが苦手……という方にもぜひ楽しんでいただきたい1本です。

――ありがとうございました。