ワインのプロがこっそり教えるベストバイ

シャトー・トゥール・デュ・パ・サンジョルジュ 2022(赤)

価格:4510円(2026年9月25日現在)
シャトー・トゥール・デュ・パ・サンジョルジュ 2022

 ワインを購入しようと売り場を訪れたものの、種類が多すぎてどうやって選んだらよいのか分からない。でも、値段を考えると失敗もしたくない。そんなときに参考にしたいのがプロのアドバイスだ。

 今回は、ワイン専門のECサイト「京橋ワイン」を運営するほか、飲食店や酒販店向けの卸売なども手掛けるワインキュレーション 商品開発部の岡田さんにオススメの1本を伺った。

ワインキュレーション 商品開発部の岡田さん

――このワインを選んだ理由を教えてください。

岡田氏:これは久しぶりに出会ってしまった、ボルドー右岸の本格的な味わいなのに比較的お手頃な優秀なワインです。産地が「サンジョルジュ・サンテミリオン」というマイナーな場所であることも興味を引きました。これからの季節にもピッタリのこのワインをぜひ皆さんにご紹介したいと思い、選ばせていただきました。

――生産者や産地には、どんなストーリーや背景がありますか?

岡田氏:サンテミリオンの北に位置するこのアペラシオンは、わずか200haほどしかない小さな産地です。現当主のパスカル・デルベック氏は、オーゾンヌやベレールで経験を積み、醸造責任者まで昇りつめ、革新的な醸造技術の開発にも携わってきた実力者です。伝統的なサンテミリオンのスタイルを大切にしながら、南向き斜面の恵まれた畑から凝縮感とエレガンスを兼ね備えたワインを生み出しています。

――このワインにあう最高のペアリングを挙げるとすれば何ですか?

岡田氏:これはなんといっても牛赤身のステーキやローストビーフと一緒に飲みたいワインですね。鴨肉や鹿肉などのジビエとも相性がいいです。とにかくお肉が食べたくなるワインです。

――どんな場面で飲んでもらいたいですか?

岡田氏:これからの季節のご自宅での週末のディナーや、ワイン好きな友人との少人数の食事会などで真価を発揮するのではないでしょうか。ちょっとよい牛肉とこのワインがあれば普段の食卓がワンランク上の食卓に早変わりします。

テイスティングメモ

甘み: ドライ ●―――― スイート
渋み: 控えめ ――●―― しっかり
重さ: ライト ●―――― フルボディ