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ニールセンの食事関連サービス利用状況調査、フードデリバリーは若年女性が牽引

2021年6月29日 発表

食事関連サービスの利用回数シェア

 ニールセン デジタルは、フードデリバリーサービスや飲食店情報サービス、レシピサービスなどの食事関連サービスの利用状況に関する分析結果を発表した。

 同調査は、「ニールセン デジタルコンテンツ視聴率(Nielsen Digital Content Ratings)」と、スマートフォン視聴率情報「ニールセン モバイル ネットビュー(Nielsen Mobile NetView)」のデータを元に食事関連サービスの利用状況をまとめたもの。

 調査によれば、新型コロナウイルス感染症の感染拡大を受け、2020年初頭からフードデリバリーサービスのシェアが増加。普段から料理をする習慣が無い男性が主に利用しているというイメージが持たれているが、実際のデータでは、女性の利用率が高くなっている。また、日別では平日よりも休日の利用が多く、時間帯では平日・休日ともに夕食時のボリュームが大きくなっている。

 同社では、新型コロナの影響が落ち着いた後もフードデリバリーサービスの利用が増加していく可能性があり、レシピサービスの利用が減少するなど、食事関連サービス全体の利用頻度に影響が出る可能性があるとしている。

フードデリバリーサービスの性年代別リーチ
フードデリバリーサービスの時間帯別平均利用者数