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ナチュラルローソン、スープ2品・具材3品をカスタマイズできる「選べるスープ」シリーズ
2021年10月16日 09:24
- 2021年10月19日 発売
Withコロナで変化した消費者ニーズに応えた「選べるスープ」シリーズ
「選べるスープ」シリーズとは、スープ2品、具材3品を自由に選んでカスタマイズできるというもの。これまでにうどんと天ぷらなど、組み合わせの提案はあったものの、「自由に選ぶスタイルは初めての提案」だと、登壇したローソン商品本部の荒谷京子氏。
今回の商品を開発した背景には、Withコロナで変化した消費者の意識と行動の変化があるという。「ニューノーマルな日常の中で免疫機能の強化や体調維持など、健康意識が高まりました。また、おうち時間が増えたことで、おうちでのご飯がレジャー化し、ホットプレートメニューが人気になり、ベランピングやおうちキャンプなどの新たな行動も登場しています」。
これにより、日常の健康の取り組みとして野菜の摂取を意識する人が増加。食に対して楽しみを求める傾向も強くなり、自分でサラダやハンバーガーなどの具材を選べる店舗も人気となっている。
そこで日々の食事を自分好みに自由にカスタマイズしたいというニーズに応えるため、「選べるスープ」シリーズを開発。ベースとなるスープは第1弾ということもあり、定番のミネストローネとポトフを選択。具材は蒸し鶏、豆、野菜を用意し、タンパク質や食物繊維、野菜の摂取量などの栄養面にも配慮した。
価格は両方を足して550円または568円。「買い物金額としてはそう高くなく、1食当たりの食塩相当量は3.4g以下を意識して開発しました、基本の6種類の組み合わせ以外にも、おにぎりを足してリゾット風に。野菜をさらに加えて追い野菜といった組み合わせも楽しんでいただけると思います」と荒谷氏。
単品でもイケるが組み合わせることでの相乗効果が楽しい
試食会では、「選べるスープ」シリーズを実際に自分好みにカスタマイズすることができた。スープ2品、具材3品をより詳しく紹介しよう。
筆者はこの中から、ポトフと野菜、ミネストローネと豆を組み合わせてみた。ポトフもミネストローネも単品で十分に楽しめる味わいだったが、具材を入れることで味変するのが面白かった。蒸し鶏は単品で食べてみたが、これ自体をサラダのように食べるのもアリだと感じた。
今回の「選べるスープ」シリーズはこの内容で年内まで販売し、年明けには季節感のある内容にブラッシュアップを考えています」と、ローソン商品本部の鷲頭裕子氏。最後に登壇したおふたりが好きな組み合わせを聞いたところ、荒谷氏はミネストローネと野菜、鷲頭氏はポトフと豆だった。今度はこの組み合わせにもチャレンジしたいと思った。