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ナチュラルローソン、スープ2品・具材3品をカスタマイズできる「選べるスープ」シリーズ

2021年10月19日 発売

「選べるスープ」シリーズ

 ローソンは10月15日、首都圏のナチュラルローソン店舗(137店舗:9月末時点)で10月19日より発売する新しいデリカ商品「選べるスープ」シリーズの商品説明会・試食会を行なった。

Withコロナで変化した消費者ニーズに応えた「選べるスープ」シリーズ

商品説明会に登壇した、ローソン商品本部 ナチュラルローソン部 シニアマーチャンダイザーの荒谷京子氏

「選べるスープ」シリーズとは、スープ2品、具材3品を自由に選んでカスタマイズできるというもの。これまでにうどんと天ぷらなど、組み合わせの提案はあったものの、「自由に選ぶスタイルは初めての提案」だと、登壇したローソン商品本部の荒谷京子氏。

 今回の商品を開発した背景には、Withコロナで変化した消費者の意識と行動の変化があるという。「ニューノーマルな日常の中で免疫機能の強化や体調維持など、健康意識が高まりました。また、おうち時間が増えたことで、おうちでのご飯がレジャー化し、ホットプレートメニューが人気になり、ベランピングやおうちキャンプなどの新たな行動も登場しています」。

 これにより、日常の健康の取り組みとして野菜の摂取を意識する人が増加。食に対して楽しみを求める傾向も強くなり、自分でサラダやハンバーガーなどの具材を選べる店舗も人気となっている。

 そこで日々の食事を自分好みに自由にカスタマイズしたいというニーズに応えるため、「選べるスープ」シリーズを開発。ベースとなるスープは第1弾ということもあり、定番のミネストローネとポトフを選択。具材は蒸し鶏、豆、野菜を用意し、タンパク質や食物繊維、野菜の摂取量などの栄養面にも配慮した。

「選べるスープ」シリーズの組み合わせ

 価格は両方を足して550円または568円。「買い物金額としてはそう高くなく、1食当たりの食塩相当量は3.4g以下を意識して開発しました、基本の6種類の組み合わせ以外にも、おにぎりを足してリゾット風に。野菜をさらに加えて追い野菜といった組み合わせも楽しんでいただけると思います」と荒谷氏。

単品でもイケるが組み合わせることでの相乗効果が楽しい

 試食会では、「選べるスープ」シリーズを実際に自分好みにカスタマイズすることができた。スープ2品、具材3品をより詳しく紹介しよう。

「選べるスープ」シリーズの集合写真
「具材が選べるスープ ミネストローネ」218円。ベーコン、キャベツ、人参、玉ねぎ、セロリ等を炒め、トマトを加えて煮こんだ
「具材が選べるスープ ポトフ」200円。ブーケガルニ(香草類)を煮出し、かつおや野菜を濃縮した野菜だしで作った
「具材が選べるスープ 野菜」350円。レタス、かぼちゃ、トマト、人参、ヤングコーン、オクラが入り、1食分の野菜(128g)が採れる
「具材が選べるスープ 蒸し鶏」350円。鶏肉、ひよこ豆、赤いんげん豆、大豆、ゆで卵とタンパク質が採れる具材に、ブロッコリーと水菜を合わせた
「具材が選べるスープ 豆」350円。大豆、ひよこ豆、赤いんげん豆の3種の豆をメインに、セミドライトマト、ベーコン、ほうれん草、モッツァレラを合わせた

 筆者はこの中から、ポトフと野菜、ミネストローネと豆を組み合わせてみた。ポトフもミネストローネも単品で十分に楽しめる味わいだったが、具材を入れることで味変するのが面白かった。蒸し鶏は単品で食べてみたが、これ自体をサラダのように食べるのもアリだと感じた。

ポトフと野菜の組み合わせ
大きめ野菜がたっぷりのスープになった。野菜はそれぞれ素材の味がしっかり楽しめた。レタスやトマト、セロリのおかげなのか、スープだけよりもさっぱりした味わいだった
ミネストローネと豆の組み合わせ
ミネストローネ自体にも具材がそこそこ入っていたが、豆の具材を加えることで彩り豊かに。豆は食物繊維が豊富なので食べ応えがあり、モッツァレラの食感が面白かった

 今回の「選べるスープ」シリーズはこの内容で年内まで販売し、年明けには季節感のある内容にブラッシュアップを考えています」と、ローソン商品本部の鷲頭裕子氏。最後に登壇したおふたりが好きな組み合わせを聞いたところ、荒谷氏はミネストローネと野菜、鷲頭氏はポトフと豆だった。今度はこの組み合わせにもチャレンジしたいと思った。

ローソン商品本部 ナチュラルローソン部 部長の鷲頭裕子氏(左)とローソン商品本部 ナチュラルローソン部 シニアマーチャンダイザーの荒谷京子氏(右)
ナチュラルローソン店舗(芝浦海岸通店)
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