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ドミノ・ピザ、社会的養護を必要とする子どもたちに3万枚のピザを提供

2021年12月10日 発表

(上段左から)ユニバーサル志縁センター 専務理事の池本修悟氏、全国里親会 常務理事の坪井ひとし氏、日本ファミリーホーム協議会 副会長の宮本昇氏、全国自立援助ホーム協議会 事務局長の恒松大輔氏、日向ぼっこ 理事の木本ゆう氏、ドミノ・ピザ ジャパン マーケティング部 Customer Relations & Service 課長の小原健一氏、(下段左から)厚生労働省 子ども家庭局 家庭福祉課長の中野孝浩氏、全国児童自立支援施設協議会 会長の矢澤隆氏、全国子どもの貧困・教育支援団体協議会 代表理事の青砥恭氏、きまぐれ八百屋だんだん 店主 ともしびatだんだん 代表理事の近藤博子氏、ドミノ・ピザ ジャパン COO/執行役員のベン・オーボーン氏、ドミノ・ピザ ジャパン 執行役員の柿内宏之氏

 ドミノ・ピザ ジャパンは、社会的養護を必要とする子どもたちを支援する1809団体を対象にピザを無料で届ける『クリスマスのための特別な「無料ピザで地域支援」
』を12月13日~19日に実施する。

 同社では、新型コロナウイルスの影響が広がる中、地域社会を支える医療従事者や保育施設、学童保育施設、介護施設などを対象に2020年4月から無料でピザを届ける取り組みを実施してきた。12月9日時点で、累計枚数は45万882枚となっている。

 今回の取り組みでは、クリスマスを前に児童養護施設や自立援助ホーム、児童心理治療施設、児童自立支援施設、母子生活支援施設、乳児院、里親家庭、ファミリーホーム、アフターケア事業所、子ども食堂、学習支援団体といった社会的養護を必要とする子どもたちを支援する団体を経由して、約6万5000人に3万3300枚のピザを届けていく。

 同社 マーケティング部 Customer Relations & Service 課長の小原健一氏によれば、当初は1000団体への配布を計画していたが、厚生労働省や関係団体に協力を呼びかける中で、想定よりも多くのノミネートがあったことから、支援先を増やすことにしたという。応募自体は2100団体からあったが、一部の店舗に負担が集中するなどの懸念もあり、約300団体が抽選から外れることになったため、こうした団体についても来年以降に支援していきたいとしている。

 同社 執行役員の柿内宏之氏は、「ドミノ・ピザが掲げるパーパスは『ピザでつながる』ということ。今後も一過性ではななく、継続的に支援していきたい」と語る。同氏は、ドミノ・ピザの店舗で子どもたちがピザ作りを体験できる有料サービスとして「ピザアカデミー」を展開してきたが、コロナ禍においては運営を停止しており、コロナの影響が無くなった際にはこうした体験も支援を必要とする子どもたちに届けていきたいとしている。

ドミノ・ピザ ジャパン マーケティング部 Customer Relations & Service 課長の小原健一氏
ドミノ・ピザ ジャパン 執行役員の柿内宏之氏
出席した各団体の代表者への贈呈式も行なわれた